良い意味で開き直り、逆境を「チャンス」と捉えられるか。

中国戦に敗れたショックを払拭し、ベトナム戦にすべてを懸けられるか。佐々木監督は「身体を張って泥臭くやってもらいたい」と選手にメッセージを送った。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)
ベトナム戦は、今大会初の中2日で迎える。3連戦でピークに達した疲労も、多少は取り除けたはず。もう後がないことを考えても、ベストメンバーで臨むと考えるのが妥当だろう。中国戦でゴールを挙げた横山は、前戦に続き2トップの一角での起用か。
大儀見は苦しい状況を真摯に受け止めつつも、良い意味での「開き直り」が必要だと話す。
「こうやってどん底に立たされて、逆境にいる状況をチャンスだと捉えられたら、私自身も、チームとしても、少しは前に進めるんじゃないかと思う」
監督、選手を含めてチームが「一枚岩となって、(自分たちを)信じて戦う」(宮間)のを大前提に、「観ている人になにか伝わるプレーをする」(有吉)。それがピッチ上で表現されれば、ベトナム戦の勝利、そして今のなでしこジャパンが前に進むきっかけが見えてくるはずだ。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
大儀見は苦しい状況を真摯に受け止めつつも、良い意味での「開き直り」が必要だと話す。
「こうやってどん底に立たされて、逆境にいる状況をチャンスだと捉えられたら、私自身も、チームとしても、少しは前に進めるんじゃないかと思う」
監督、選手を含めてチームが「一枚岩となって、(自分たちを)信じて戦う」(宮間)のを大前提に、「観ている人になにか伝わるプレーをする」(有吉)。それがピッチ上で表現されれば、ベトナム戦の勝利、そして今のなでしこジャパンが前に進むきっかけが見えてくるはずだ。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)