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【指揮官コラム】カターレ富山監督 三浦泰年の『情熱地泰』|サッカー談義は熱く語らなければつまらない

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2016年03月04日

サッカーは観客も試合の勝敗を左右するひとりになれるスポーツ。

2014年シーズンには監督として相まみえていたラモス監督と三浦監督。ラモス監督のサッカーへの熱量は、三浦監督も一目置くほど。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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 先日、FC岐阜のラモス監督と話をする機会があった。数分程度の短い会話だったが、久しぶりに会ってもまったく変わっていないカリオカ(僕らはカリオカと呼ぶ)と話ができて嬉しかったし、初心に戻ったような気分でもあった。
 
 カリオカがいなければ今の自分はいなかっただろう。そう思えるサッカー人のひとりでもある。
 
 そんなカリオカのサッカー談義もすごい。これは周りの人は『なにを口喧嘩しているのであろう』と勘違いされるほどだ。ただ普通に話しているだけなのにだ。
 
 それはそれは熱く、僕の何倍も熱いだろう。
 
 サッカーはすべての人が熱く、感情をむき出しにして許されるスポーツだと思う。テニスやゴルフのように『静かにしましょう』と、ギャラリーが冷静さを求められるスポーツとは違う。
 
 蹴る前に、プレーの最中、「ブーゥ」とブーイングやヤジを飛ばして、相手を伸び伸びとプレーさせないように観客も試合の勝敗を左右するひとりになれるスポーツなのである。
 
 だから世界中で一番興奮する魅力のあるスポーツなのである。
 
 日本サッカー界、いや世界も含めてなのかもしれない。観る人にもプレーする人にも少しずつ規制が広がり、興奮することが許されなくなっている傾向にあるようにも感じられる。
 
 それでも、サッカーは「サッカーらしく」。サッカーの魅力を発信していくべきだ。
 
 ただし、周りをしっかり見ながら……。選手によく言ってる言葉を思い出して……。
「周りを見ながら仲間を思い合ってプレーする」
 
 周りを見ながら人を思い合って、サッカー談義も気をつけて熱く語らなければ。
 
2016年3月3日
三浦泰年
 
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