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金田喜稔がミャンマー戦を斬る!「上田ら“核”になる選手が点を取ったのが良かった。引いた相手に対する攻撃の工夫も見られた」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2023年11月17日

重要なのは、中4日で戦う次のシリア戦での勝利

ミャンマー戦では出番のなかった遠藤。シリア戦での活躍に期待だ。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

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 重要なのは、中4日で戦う次のシリア戦だ。

 国際Aマッチの対戦成績では9勝2分0敗と圧倒している相手だけど、試合は中立地のサウジで開催され、レフェリーのジャッジを含め、何が起こるか分からない。しっかり準備をして臨みたい。

 また、キックオフ時間が急きょ、現地時間で21日の20時から17時45分に前倒しされた。サウジのジッダはこの時期、平均気温が27度で、日中は30度を超える日もある。

 ミャンマー戦の翌日には現地に移動するスケジュールだから、暑さ対策とコンディション調整も慎重に行なう必要があるね。
 
 シリア戦のポイントは、先制点だろう。仮に先行されてしまうと、その後は引かれて難しい試合になってしまうことが想定される。

 ミャンマー戦でベンチだった伊東や遠藤らの起用が見込まれるなか、スタートから相手に“勝てない”と印象づけられるくらい圧倒した攻撃力と守備力を見せつけたい。

 それができれば、来年1月のアジアカップと、3月に控える2次予選の北朝鮮戦に向けて、勢いがつけられる。

 ただ、現状ではシリア戦のテレビ放映が決まっていないようで、観られないかもしれない。たくさんの人に日本代表の試合が見られるようにしてほしい。

【著者プロフィール】
金田喜稔(かねだ・のぶとし)/1958年2月16日生まれ、65歳。広島県出身。現役時代はドリブルの名手として知られ、中央大在学中の1977年6月の韓国戦で日本代表デビューを飾り、代表初ゴールも記録。『19歳119日』で記録したこのゴールは、現在もなお破られていない歴代最年少得点である。その後は日産自動車(現・横浜)でプレーし、1991年に現役を引退。Jリーグ開幕以降はサッカーコメンテーター、解説者として活躍している。
 
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