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「ブライトンの攻撃力低下に繋がる」三笘薫のウイングバック起用を番記者はどう評価した?「相手DFを悩ませたが...」【現地発】

カテゴリ:海外日本人

リッチー・ミルズ

2023年11月02日

時間が経つにつれてブライトンの選手たちの動きが鈍り出した

 前半はその後の忙しくピッチを駆け回る。8分には、左サイドで拾った三笘からのボールをララーナがサイモン・アディングラへつなぐ。コートジボワール代表は決め切れられずに好機を逸した。

 13分には、再び左サイドでカスターニュを置き去りにして、ララーナへパス。シュートをブロックされて、そのルーズボールをカルロス・バレバがシュートしたが大きくバーを越えた。

 その4分後には、今度は三笘に先制点のチャンスが訪れる。ララーナとマフムード・ダフードの鮮やかな連携から前線に抜け出した左足でのシュートは、ポスト右へと大きくそれてゴールを奪うことはできなかった。

 開始から20分まで、ブライトンは完全に試合を支配していた。さらに前述のとおり、本来であればパリーニャがグロスの顔面にエルボーをしたことにより、退場処分になっていてもおかしくなかった。しかしこの場面で、シーガルズにはフリーキックさえも与えられてはいない。

 迎えた26分。イゴールからのボールをグロスがファイナルサードまで運んでファーガソンへパス。19歳のアイルランド代表FWはワントラップ後にすかさずターンをしながら、左足を一閃。ゴール左隅に流し込んだ。
 
 ブライトンのリードで折り返し、後半のスタート直後にはキャプテンのダンクがフリーキックをクロスバーに叩きつけるなど、優勢に試合を進めていた。

 しかし時間が経つにつれてブライトンの選手たちの動きが鈍り出したタイミングで、逆にフルアムの選手たちが攻めに転じる。豪雨の影響もあったのだろう。ホームのイレブンにパスミスが目立ち始めると、その一瞬をフルアムは見逃さなかった。

 ブライトンがGKジェイソン・スティールからのパスをうまくつなげられずにいたところを、フルアムのFWアレックス・イウォビが急襲。こぼれ球をパリーニャが豪快に叩きこんで同点弾を決めた。

 自信を深めたフルアムイレブンは、その後も折を見てブライトン陣内へ進入する。一方、ウイングバックを任された三笘は自陣の深い位置でボールを受けることが多くなり、攻撃面で貢献できない状況が続いた。
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