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【G大阪】“今季初の大誤審”に丹羽が猛抗議。顔面ブロックがPK判定となり、「審判も(誤審を)認めていた」

カテゴリ:Jリーグ

2016年02月20日

逆境や試練を糧に、マイナスをプラスに――それがG大阪の5番を継承した丹羽という男である。

誤審によるPKが試合の流れを大きく左右し、G大阪は敗れた。しかし、丹羽は「この経験を自分の糧にしていきたい」と前を向いた。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 丹羽は今回の“誤審”を詰問するでもなく、「こういうタイトルマッチというか、ビッグゲームでこういうことが起きてしまったのは事実。今後こういうことが起こらないように、日本サッカー界として考えていけばいい。僕がそのきっかけになれればいいかな、というぐらいの感じ」と、清々しい表情で語る。

 さらに、サッカー少年の未来まで見据えて、こう続けるのだ。

「少年たちも今日の試合を観ているわけですし、そういう子どもたちがプロになった時、『昔、丹羽選手にこういうことがあって、僕らがプロになってからなくなったね』というのがワンシーンでも増えれば、僕はすごく幸せ。それぐらいの気持ちでいます」
 
 ある種、割り切ったような表情で言葉を紡ぎながら、一瞬、間が空いた。丹羽は「ただ……」と語り出す。
 
「サポーターの方には、すごく申し訳ないという気持ちがある。ここから取り返せるかどうかは、自分たち次第だと思う。僕はサッカー選手として、また成長させてもらいましたし、人としても成長させてもらえる機会を得たので、これを良い教訓にしていきたい。ACLでもいろんな笛があると思うので、そういう免疫が付いたと思う。この経験を自分の糧にしていきたい」

 どこまでもポジティブに、そして前向きに物事を捉える。G大阪サポーターなら誰もが知るところだが、誤審の被害者となってもその姿勢は変わらない。
 
 逆境や試練を糧に、マイナスをプラスに――それがG大阪の5番を継承した丹羽という男である。
 
取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
 
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