「あやになら、任せられる」――、澤の言葉の真意とは?
「中盤でボールを奪い切るというのが、私たちのコンセプト。そこからチームが始まっている。できればDFの4人のところまでボールを運ばせずに奪い切る。(中盤で奪えずに最終ラインまで)漏れてしまった時でも、DFが奪いやすいように誘導することが私たちの役目。そのためにも、中盤の守備はハードにやらないといけない」
ただ、アジア予選の厳しさを知る宮間は、思い通りに試合が進まないことも想定している。メディアがチームの仕上がりを訊いても、石垣島での1次合宿からずっとその答えは変わらない。
「今どうこうというより、結局のところ、アジア予選で私たちがなにをできるのかが大切」
澤穂希の現役引退によって、宮間に対する期待は今まで以上に大きくなっている。澤が現役の時、「あやになら、任せられる」という言葉を何度も発していた。宮間になにを任せられるのか。それは恐らく『代表』、そして『日本』ということだろう。
さらに澤は現役引退会見で、『結果』という言葉を何度も使った。澤がこれからのなでしこジャパンに期待すること。それは、紛れもなく目に見える結果だ。
今回の最終予選は、6チーム中、上位2チームしか本大会に進めない厳しい条件にある。
それでも数分、数十秒の細かいコミュニケーションの積み重ねが、必ず大きな結果につながると宮間は信じている。だからこそ今日もチームメイトに歩み寄り、話しかけるのだ。
取材・文:馬見新拓郎(フリーライター)
ただ、アジア予選の厳しさを知る宮間は、思い通りに試合が進まないことも想定している。メディアがチームの仕上がりを訊いても、石垣島での1次合宿からずっとその答えは変わらない。
「今どうこうというより、結局のところ、アジア予選で私たちがなにをできるのかが大切」
澤穂希の現役引退によって、宮間に対する期待は今まで以上に大きくなっている。澤が現役の時、「あやになら、任せられる」という言葉を何度も発していた。宮間になにを任せられるのか。それは恐らく『代表』、そして『日本』ということだろう。
さらに澤は現役引退会見で、『結果』という言葉を何度も使った。澤がこれからのなでしこジャパンに期待すること。それは、紛れもなく目に見える結果だ。
今回の最終予選は、6チーム中、上位2チームしか本大会に進めない厳しい条件にある。
それでも数分、数十秒の細かいコミュニケーションの積み重ねが、必ず大きな結果につながると宮間は信じている。だからこそ今日もチームメイトに歩み寄り、話しかけるのだ。
取材・文:馬見新拓郎(フリーライター)