ACL初戦で激突する全北とFC東京。韓国メディアは日本勢の技術とハ・デソンを警戒。
ただし、国内の期待を集める全北がACLを制するためには、Jリーグ勢や中国勢を打ち破っていかなければならない。特に全北は近年、Jリーグ勢に苦戦している。昨年も準々決勝でガンバ大阪の前に屈した。
「全北はKリーグでも浦項のようなパスサッカーを苦手にしているせいか、Jリーグ勢と相性が悪い。全北は活動量の多いプレッシングサッカーを強みとしていますが、Jリーグの技術の前に何度もやられてきました。グループリーグ初戦のFC東京戦でもJリーグ勢の技術力を克服できるかということが、全北のテーマになると思います」
パク・リン記者がFC東京のなかで、とりわけ全北が警戒すべき相手と見ているのは、奇しくも今季からFC東京に加入した韓国人MFのハ・デソンだという。
「全北が警戒すべきFC東京の警戒対象はハ・デソンでしょう。ハ・デソンは2009年に全北でプレーした経験があり、全北のスタイルを熟知しています。FC東京にはまだ加入したばかりですが、もともと誠実な性格でパス能力が高く、ミドルなど得点力も備えている。守備力にやや難がありますが、全北にとってはやりづらい相手になるかもしれません」
グループEはいきなり日韓対決から始まることになるが、韓国メディアは今季のACLもそこに中国が割り込んでくる「日韓中」の争いになると見て、次のように報じている。
「チャイナマネーの威力、韓・中・日三国志、2016年ACLを熱くする」(スポーツ紙『スポーツソウル』)
「Kリーグの4龍、“万里の長城”中国を越えろ」(一般紙『国民日報』)
いずれにしても今季のACLは、全北現代をはじめとするKリーグにとっては正念場になりそうな気配だ。
取材・文:慎 武宏(スポーツライター)
「全北はKリーグでも浦項のようなパスサッカーを苦手にしているせいか、Jリーグ勢と相性が悪い。全北は活動量の多いプレッシングサッカーを強みとしていますが、Jリーグの技術の前に何度もやられてきました。グループリーグ初戦のFC東京戦でもJリーグ勢の技術力を克服できるかということが、全北のテーマになると思います」
パク・リン記者がFC東京のなかで、とりわけ全北が警戒すべき相手と見ているのは、奇しくも今季からFC東京に加入した韓国人MFのハ・デソンだという。
「全北が警戒すべきFC東京の警戒対象はハ・デソンでしょう。ハ・デソンは2009年に全北でプレーした経験があり、全北のスタイルを熟知しています。FC東京にはまだ加入したばかりですが、もともと誠実な性格でパス能力が高く、ミドルなど得点力も備えている。守備力にやや難がありますが、全北にとってはやりづらい相手になるかもしれません」
グループEはいきなり日韓対決から始まることになるが、韓国メディアは今季のACLもそこに中国が割り込んでくる「日韓中」の争いになると見て、次のように報じている。
「チャイナマネーの威力、韓・中・日三国志、2016年ACLを熱くする」(スポーツ紙『スポーツソウル』)
「Kリーグの4龍、“万里の長城”中国を越えろ」(一般紙『国民日報』)
いずれにしても今季のACLは、全北現代をはじめとするKリーグにとっては正念場になりそうな気配だ。
取材・文:慎 武宏(スポーツライター)