現地記者を相手に15分以上英語でよどみなく…
AZに移籍して1年目の菅原はまったく緊張することがなかったという。
「名古屋からレンタルで来たので、(完全移籍を勝ち取るために)僕はクラブにパフォーマンスの高さを見せる必要がありました。だから、僕は自分のプレーにフォーカスし切っていたんです。アヤックス、フェイエノールト、PSVというクラブは知っていましたよ。だけど名前だけでした。選手のこともプレースタイルのことも知りませんでした。僕はただ自身のプレーに集中し、そしてチームの助けになろうと思っていました。だからナーバスにならなかったんです。周りがなにを言っているか分からなかったので、エンジョイしていました」
AZ入団2年目、2020年10月22日のナポリとのアウェー戦を1-0で勝った試合も心に残る。
「たしか、ナポリとのアウエーゲームはコロナにかかって出場できない選手がたくさんいたはずです。10人とか12人とか、そのぐらいかかっていたんです。だからうちのチームは交代選手がほとんどいませんでした(トップチームのサブはひとりだけ)。難しい試合になると思っていましたが、始まってみるとAZが試合をコントロールし、チャンスを作って勝ちました。スタジアムも素晴らしかった。試合後にホテルで食べたピザは美味しかったなぁ(笑)。最高の味がしました」
昨季のAZは破竹の勢いでカンファレンスリーグ準決勝に残った。そのなかで印象に残るのはラウンド32でラツィオをホームとアウェーともに2-1で破ったこと、そして準々決勝のアンデルレヒト戦をPK戦の末に制したこと。
「この2試合は同じような印象ですね。両チームとも強いですし。特にラツィオのスタジアムは大きいし、しかも先制点を許してしまいました」
AZはウェストハムに1-2、0-1と連敗し、決勝進出の夢を絶たれた。
「ウェストハムはビッグクラブ。AZより良かった。彼らはいい選手がいっぱいいた。一方、僕たちもいいプレーをし、ベストを尽くして負けた。決勝に進むチャンスはあった。しかしAZとウェストハムに差はあった。力負けでした。本当に決勝戦に行きたかったが、同時に自分にはもっと改善点があると感じました」
「名古屋からレンタルで来たので、(完全移籍を勝ち取るために)僕はクラブにパフォーマンスの高さを見せる必要がありました。だから、僕は自分のプレーにフォーカスし切っていたんです。アヤックス、フェイエノールト、PSVというクラブは知っていましたよ。だけど名前だけでした。選手のこともプレースタイルのことも知りませんでした。僕はただ自身のプレーに集中し、そしてチームの助けになろうと思っていました。だからナーバスにならなかったんです。周りがなにを言っているか分からなかったので、エンジョイしていました」
AZ入団2年目、2020年10月22日のナポリとのアウェー戦を1-0で勝った試合も心に残る。
「たしか、ナポリとのアウエーゲームはコロナにかかって出場できない選手がたくさんいたはずです。10人とか12人とか、そのぐらいかかっていたんです。だからうちのチームは交代選手がほとんどいませんでした(トップチームのサブはひとりだけ)。難しい試合になると思っていましたが、始まってみるとAZが試合をコントロールし、チャンスを作って勝ちました。スタジアムも素晴らしかった。試合後にホテルで食べたピザは美味しかったなぁ(笑)。最高の味がしました」
昨季のAZは破竹の勢いでカンファレンスリーグ準決勝に残った。そのなかで印象に残るのはラウンド32でラツィオをホームとアウェーともに2-1で破ったこと、そして準々決勝のアンデルレヒト戦をPK戦の末に制したこと。
「この2試合は同じような印象ですね。両チームとも強いですし。特にラツィオのスタジアムは大きいし、しかも先制点を許してしまいました」
AZはウェストハムに1-2、0-1と連敗し、決勝進出の夢を絶たれた。
「ウェストハムはビッグクラブ。AZより良かった。彼らはいい選手がいっぱいいた。一方、僕たちもいいプレーをし、ベストを尽くして負けた。決勝に進むチャンスはあった。しかしAZとウェストハムに差はあった。力負けでした。本当に決勝戦に行きたかったが、同時に自分にはもっと改善点があると感じました」
これまで対戦してきたFWで最も苦戦したのは誰だろうか?
「たくさんいます。例えばチャビ・シモンス(前PSV。現ライプツィヒ)やタディッチ(前アヤックス。現フェネルバフチェ)。イタリア代表のザッカーニ(ラツィオ)も良かった。左ウイングはチームで最高の選手たちですからね。彼らと対峙するのはいつもタフですですが、僕は止めてみせます。僕は若い。ビッグプレーヤーに対してチャレンジするのみです」
オランダに来た当初は「イエスかノー、グッドかノーグットしか喋れませんでした」という菅原は5季目のいま、ニック相手に15分以上英語でよどみなくインタビューに答えている。
「ここに来たときより、自分がいい選手になっていると感じています。ピッチ内外でたくさんのことを学びました。英語を勉強したことで、監督が言っていること、監督がなにを自分に求めているのか理解できます。またずっと僕は自分を分析し、どんどん改善し、その成果をピッチの上で示しています」
10月26日、ホームのアストン・ビラ戦に出場すれば、菅原は欧州カップ戦出場47試合のAZクラブレコード単独トップに立つ。これはひとつの金字塔。今回の英語インタビューに、彼がオランダで積み重ねてきたことの成果が如実に現れていた。
取材・文●中田 徹
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「たくさんいます。例えばチャビ・シモンス(前PSV。現ライプツィヒ)やタディッチ(前アヤックス。現フェネルバフチェ)。イタリア代表のザッカーニ(ラツィオ)も良かった。左ウイングはチームで最高の選手たちですからね。彼らと対峙するのはいつもタフですですが、僕は止めてみせます。僕は若い。ビッグプレーヤーに対してチャレンジするのみです」
オランダに来た当初は「イエスかノー、グッドかノーグットしか喋れませんでした」という菅原は5季目のいま、ニック相手に15分以上英語でよどみなくインタビューに答えている。
「ここに来たときより、自分がいい選手になっていると感じています。ピッチ内外でたくさんのことを学びました。英語を勉強したことで、監督が言っていること、監督がなにを自分に求めているのか理解できます。またずっと僕は自分を分析し、どんどん改善し、その成果をピッチの上で示しています」
10月26日、ホームのアストン・ビラ戦に出場すれば、菅原は欧州カップ戦出場47試合のAZクラブレコード単独トップに立つ。これはひとつの金字塔。今回の英語インタビューに、彼がオランダで積み重ねてきたことの成果が如実に現れていた。
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