【浦和】“マルチリンガル”の頭脳派スロベニア代表DFイリッチが、浦和にもたらす変化とは?

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年02月12日

「浦和はボールを使いながら体力的に追い込む。だからこそ良い意味での疲れを感じている」

チームメイトとのコミュニケーションも日々円滑になっている。7か国を渡り歩いてきた経験が活きる。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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「そういうレベルの高いチームだからね。もちろん一方で、チームメイトのみんなとは日に日に仲良くなれて、ピッチ内外での関係性も良くなっている。みんなからのサポートもあり、ものすごく大きな力を得ているよ。それにコーチ陣、トレーナー……コンディション的にも良い状態に仕上がってきているのは、みんなのお陰。一人ひとりに感謝しているさ」
 
 様々なクラブでプレーしてきたイリッチだが、欧州と日本のキャンプのメニューは「体力的に追い込む点などそれほど大きな違いはないけれど、監督の哲学は反映されるものだ」と説明する。
 
「(東風平、指宿と)素晴らしいピッチと施設で取り組めているよ。ヨーロッパのいくつものクラブでプレーしてきたけど、この時期のキャンプのメニューは身体を追い込む点などそこまで大差はないと感じている。ただ個人的な経験から言えば、それぞれの監督に哲学によって内容が変わってきた。
 
 なかには15日間ずっと走らせてばかりの監督もいた(苦笑)。浦和はいかにボールを使いながら体力的に追い込んでいくかに取り組んでいる。だからこそ内容も伴い、良い意味での疲れを感じているんだ」
 
 今回の長崎戦を含め、すでに数多くの実戦をこなしてきた。ただ、イリッチが強調するのが、現時点では結果よりも内容(個であり、チームであり)にこそ目を向けるべきだという点だ。
 
「ペトロヴィッチ監督の志向する攻撃的に挑んでいくスタイルは、とても魅力的だと思う。だからこそ、こういった練習試合では、たとえ失点を喫したとしても、まず気にするべきは、監督が求めているサッカーをしっかりピッチ上で表現できているか、試せているかというところ。これから迎えるACLやリーグに向けたテストの場であり、このタイミングでこそ課題を炙り出せればと思う」
 
 イリッチは1月13日の加入記者会見で、「ペトロヴィッチ監督のスタイルは、DFも前線に加わっていくので、とても攻撃的だと聞いている」と語っていた。では、そのスタイルのなかで実際に“体感”してみて、どのようなことに気付いたのだろうか。
 
「イメージしていた通りさ。思っていた通りに入って、プレーできいている。もちろん、あの記者会見の頃と比べたら、いろんなことが明白になってきている。戦術的な理解も進んでいる。
 
 ただし僕らが目指すべき理想はとてもレベルが高いところにある。だから力を合わせて、もっと努力をしていく必要があるのは間違いない」
 
 

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