【タマジュンの欧州視察】プレミア天王山で解明された“慎司られない”現象の秘密

カテゴリ:連載・コラム

玉乃 淳

2016年02月08日

岡崎とシルバだけ、“大きくないし、強くないし、速くもない”。

美味しい食事、意識の高いスタッフ、そして豪華な所属選手たち……シティからは本気で“世界一”を狙う気概を感じたという。写真提供:玉乃 淳

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同日 10時40分
 
 エティハド・スタジアムに到着。タクシーを降りると、さっそくグアルディオラの刺繍が入ったタオルマフラーを売っている人たちがお出迎え。
 
 プレミア2位を走る監督の解任発表があったのは、つい先日の出来事でした。グアルディオラをいとも簡単に招聘できるほどの金満クラブであることは、スタジアムを一目見て納得。チケットの受け渡し口でのスタッフの笑顔や対応には、本気で世界一を狙うんだという意気込みが感じられます。
 
 スタジアム内の施設もゴージャス。ラウンジで席に着くなり、綺麗な金髪の女性がワインのオーダーを取りに来られ、豪華な食事でテーブルが埋め尽くされました。テーブルに置いてあったメンバー紹介表には、アグエロやトゥーレ・ヤヤ、シルバなど各国のスタープレーヤーの顔ぶれがずらり。
 
 そんな金満クラブを差し置いて、勝点3差で首位にいるレスターとは、いったいどんなチームなのか。そして、岡崎選手が証明した日本人の現在地とは……。
 
同日 12時45分
 
 いざ、キックオフ。
 
 とにかく、みんなゴツい。単純に背が高く、亀の甲羅を背負ったような背筋に、みつばちハッチのようにお尻が飛び出している選手たちの姿に、まず圧倒されました。
 
 ヤヤ・トゥーレに関しては、誤解を恐れずに言えば、まるで象のように逞しくて、力強く、精悍。選手たちのフィジカル的な要素はおそらく、他国のリーグを明らかに上回るでしょう。
 
 大きくて、強くて、速いのは当たり前の世界。しかしそんななかに、ふたりだけ異色な選手が目にとまりました。
 
 シルバと岡崎選手です。
 
 明らかにこのふたりだけは違いました。大きくないし、強くないし、速くもない。日本では岡崎選手のフィジカルは間違いなくトップクラスでしょう。しかし、プレミアではすべてのフィジカル要素で平均を下回っているように感じてしまいました。
 
 ではなぜ、得点こそなかったものの、岡崎選手は前節に続いてこの天王山でもMVP級の貢献度を示し、名将ラニエリ監督からも評価を得られることができているのでしょうか?
 
 それは、あるふたつの能力が、今日のピッチにいた誰よりも突出しているからだと思います。
 

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