「日本は凄いな」と再認識
中盤でマティアス・デロージからヤルネ・ストウカースへの横パスがつながった瞬間、背番号13は一目散に相手守備陣の背後に侵入。フリーでスルーパスを受け、右足を振り抜いた。これまで何度か決定機を迎えながら、決めきれなかっただけに、結果がついてきたことは感無量だったに違いない。
「開幕のスタンダール・リエージュ戦は正直、自分的にはあんまり良くなくて、自分らしいプレーをあまり出せなかったし、チャンスにも絡めなかった。でも試合を重ねるごとにチャンスに絡むシーンも増えてきて、ゴールにも少しずつ近づいている感触がありました。『ホントに1点取れれば、どんどん点を取れる』という確信も持てていたんです。
だからこそ、早く初ゴールが欲しかった。そのためにもシンプルにシュート技術やトラップ1つの正確さを上げないとダメだと感じた。海外特有の強度のなかで素早い判断をして、技術を出せるようにしないといけないとも考えていました。
一般的なボールテクニックは、ベルギーよりも日本のほうが上かもしれないけど、強度の高さはやはり全然違う。ピッチも人工芝で日本とは違いますし、ボールの感覚も慣れるまでに時間がかかったので、そういう苦労もあった。
日本を離れて約2か月が経過し、環境にも適応しつつあったことで、得点という結果が生まれたのかなと感じています」と、伊藤はベルギーサッカーへの適応がスムーズに進んだ結果、公式戦6試合目にして明確な数字がついてきたと感じている様子だ。
「開幕のスタンダール・リエージュ戦は正直、自分的にはあんまり良くなくて、自分らしいプレーをあまり出せなかったし、チャンスにも絡めなかった。でも試合を重ねるごとにチャンスに絡むシーンも増えてきて、ゴールにも少しずつ近づいている感触がありました。『ホントに1点取れれば、どんどん点を取れる』という確信も持てていたんです。
だからこそ、早く初ゴールが欲しかった。そのためにもシンプルにシュート技術やトラップ1つの正確さを上げないとダメだと感じた。海外特有の強度のなかで素早い判断をして、技術を出せるようにしないといけないとも考えていました。
一般的なボールテクニックは、ベルギーよりも日本のほうが上かもしれないけど、強度の高さはやはり全然違う。ピッチも人工芝で日本とは違いますし、ボールの感覚も慣れるまでに時間がかかったので、そういう苦労もあった。
日本を離れて約2か月が経過し、環境にも適応しつつあったことで、得点という結果が生まれたのかなと感じています」と、伊藤はベルギーサッカーへの適応がスムーズに進んだ結果、公式戦6試合目にして明確な数字がついてきたと感じている様子だ。
日本国内では生まれ故郷の大阪を離れて、岡山、さいたま、水戸、大分、新潟と各地を転々としてきた伊藤だが、異文化のなかで生活するのは初めて。その適応に多少なりとも時間を要したことを明かす。
「今は妻と2人でシント=トロイデンに住んでいるんですが、小さな町ということもあって、スーパー1つ取っても日本とは品揃えが全然、違ったりする。『日本は凄いな』と再認識しましたね(笑)。
生活面で特に困ったことはないですけど、まだ英語が全然喋れないんで、コミュニケーションのところは少し苦労しています。ピッチ上ではジェスチャーとかでだいたい分かってもらえますけど、もっと話せるようになれば、意思疎通もコンビネーションも深まってくると思います」と、伊藤は語学力をブラッシュアップさせようと意欲を高めている。
「今は妻と2人でシント=トロイデンに住んでいるんですが、小さな町ということもあって、スーパー1つ取っても日本とは品揃えが全然、違ったりする。『日本は凄いな』と再認識しましたね(笑)。
生活面で特に困ったことはないですけど、まだ英語が全然喋れないんで、コミュニケーションのところは少し苦労しています。ピッチ上ではジェスチャーとかでだいたい分かってもらえますけど、もっと話せるようになれば、意思疎通もコンビネーションも深まってくると思います」と、伊藤は語学力をブラッシュアップさせようと意欲を高めている。