2022年、自信を深める一年に
唯一の先発出場となった第2戦目のU-22カタール代表戦では、ダブルボランチの一角でプレー。しかし、存在感を示したとは言い切れず、64分に山本理仁(シント=トロイデン)との交代を余儀なくされた。
しかも、その山本が終了間際にスーパーボレーを決めて勝利に導く大活躍。松木だけではなく、同じポジションのライバルに出し抜かれた格好となり、22年6月のU-23アジアカップではメンバー入りを果たせなかった。
「もっと自分はできるはず。そんな気持ちがあった。だけど、ダメでしたから」
そう話した一方で、川﨑は焦っていなかった。
「ドバイカップの後は膝の怪我とかもあり、怪我だからしょうがないなって思うようにしていたのもありましたし、今、代表に行っても、上手くいかないんじゃないって思っていましたから」
昨季リーグ戦の10節から12節は負傷の影響で欠場。だからこそ、川﨑は今を大切にしようと心掛けていた。できることは何か。状態が悪くても成長できる機会はないのか。もう一度、自分と向き合い、全力でサッカーのために日々を過ごした。
「守備だけをやっていてはダメだと思っていましたし、もっともっと攻撃で顔を出さないといけない。代表のサッカーと、京都のサッカーは微妙に違ったので、そういう面ではもっと代表のスタイルにシフトすべく、もっとボールを受けるプレーをしないといけないと感じた」
しかも、その山本が終了間際にスーパーボレーを決めて勝利に導く大活躍。松木だけではなく、同じポジションのライバルに出し抜かれた格好となり、22年6月のU-23アジアカップではメンバー入りを果たせなかった。
「もっと自分はできるはず。そんな気持ちがあった。だけど、ダメでしたから」
そう話した一方で、川﨑は焦っていなかった。
「ドバイカップの後は膝の怪我とかもあり、怪我だからしょうがないなって思うようにしていたのもありましたし、今、代表に行っても、上手くいかないんじゃないって思っていましたから」
昨季リーグ戦の10節から12節は負傷の影響で欠場。だからこそ、川﨑は今を大切にしようと心掛けていた。できることは何か。状態が悪くても成長できる機会はないのか。もう一度、自分と向き合い、全力でサッカーのために日々を過ごした。
「守備だけをやっていてはダメだと思っていましたし、もっともっと攻撃で顔を出さないといけない。代表のサッカーと、京都のサッカーは微妙に違ったので、そういう面ではもっと代表のスタイルにシフトすべく、もっとボールを受けるプレーをしないといけないと感じた」
ピッチに立てない時期を経て、13節から戻ってきた川﨑は目覚ましいパフォーマンスを見せる。持ち前の守備力に加え、攻撃面で臆さずにボールを受けてパス回しの中心を担った。そうしたプレーができたのは、今までに積み上げてきた自信があったからだという。
「前のシーズンにJ1で1年間、戦った経験は大きかった。ある程度は対戦した選手でビビらなくなったし、チームの中で自分が恐れながらボールを持っていても仕方ないと思えるようになった。自分よりも若い選手や大卒1年目の選手もいたので、そういう面でも自分がもっと自信を持ってプレーしないといけないという気持ちを持てたんです」
2022年シーズンは最終的に28試合に出場して1ゴール。自信を深める一年となったが、その成長を語るうえで欠かせない人物がいる。京都でプロ2年目から指導を受けている曺貴裁監督だ。
2021年シーズンからチームを指揮する曺監督からは多くのことを教わった。印象的な出来事が指導日の初日だ。練習後にいきなり活を入れられた。
「世界遺産でないのはどれクイズ」国宝が背景!京都、川﨑&パトリックらが決めポーズの“後半戦ポスター”に脚光「カッコイイ!」
「前のシーズンにJ1で1年間、戦った経験は大きかった。ある程度は対戦した選手でビビらなくなったし、チームの中で自分が恐れながらボールを持っていても仕方ないと思えるようになった。自分よりも若い選手や大卒1年目の選手もいたので、そういう面でも自分がもっと自信を持ってプレーしないといけないという気持ちを持てたんです」
2022年シーズンは最終的に28試合に出場して1ゴール。自信を深める一年となったが、その成長を語るうえで欠かせない人物がいる。京都でプロ2年目から指導を受けている曺貴裁監督だ。
2021年シーズンからチームを指揮する曺監督からは多くのことを教わった。印象的な出来事が指導日の初日だ。練習後にいきなり活を入れられた。
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