ドイツ語の勉強は週2回
7月3日に移籍会見を行ない、6日には渡欧。すぐに契約し、キャンプに入ったが、すんなり溶け込むことができたという。
「日本人が初めて海外移籍した時には、戦術理解に戸惑ったり、周りとの連係に苦しんだりする話をよく聞きますけど、僕の場合は相手方が自分のスタイルを尊重して獲得してくれたので、最初からスムーズに入れました。
『ドイツ2部の知名度の低いチームに行って大丈夫か?』といったネガティブな見方もあるかもしれませんけど、やっぱり試合に出て活躍することが何よりも重要。そうなるようにプレシーズンを大事に過ごしました。
ただ、僕が合流して3日後くらいにやったハノーファーとの試合は、ずっと削り合いでマジでヤバかった(苦笑)。『こういうなかでやっていかなアカンのかな』と不安を感じましたけど、そこまでの削り合いはハノーファーだけだった(苦笑)。
開幕のブラウンシュヴァイクも普段やってる感覚で行けたし、フィジカル的には問題なかったですね」と、町野は開幕までの充実した1か月間を振り返る。
リーグ5戦目の9月2日のパーダ―ホルン戦を見ても、町野が前線で相手を引き付けてスペースを作ったり、自らフリーでゴール前に飛び込んだりと、決定的な仕事に絡む場面が何度かあり、すでに攻撃陣の主軸になっていることが色濃くうかがえた。
「日本人が初めて海外移籍した時には、戦術理解に戸惑ったり、周りとの連係に苦しんだりする話をよく聞きますけど、僕の場合は相手方が自分のスタイルを尊重して獲得してくれたので、最初からスムーズに入れました。
『ドイツ2部の知名度の低いチームに行って大丈夫か?』といったネガティブな見方もあるかもしれませんけど、やっぱり試合に出て活躍することが何よりも重要。そうなるようにプレシーズンを大事に過ごしました。
ただ、僕が合流して3日後くらいにやったハノーファーとの試合は、ずっと削り合いでマジでヤバかった(苦笑)。『こういうなかでやっていかなアカンのかな』と不安を感じましたけど、そこまでの削り合いはハノーファーだけだった(苦笑)。
開幕のブラウンシュヴァイクも普段やってる感覚で行けたし、フィジカル的には問題なかったですね」と、町野は開幕までの充実した1か月間を振り返る。
リーグ5戦目の9月2日のパーダ―ホルン戦を見ても、町野が前線で相手を引き付けてスペースを作ったり、自らフリーでゴール前に飛び込んだりと、決定的な仕事に絡む場面が何度かあり、すでに攻撃陣の主軸になっていることが色濃くうかがえた。
シャルケ戦でアシストを記録した18歳のローテ、中盤の底に位置するセルビア人のイベジッチらとは意思疎通も取れていて、関係性も日に日によくなっている様子だ。
「ドイツ2部はチームごとにスタイルが全然違うので、(マルセロ・ラップ)監督が対戦相手を毎回分析して、ミーティングで戦い方を伝えてくるんです。僕はドイツ語が分からないんで、英語で通訳されているんですけど、両方ほぼできない(苦笑)。
でも監督が『個人ミーティングが必要なら言ってくれ』と声をかけてくれるので、理解しきれなかったりしたら、自分から聞きにいくようにしています。今はドイツ語を週2回、勉強してますけど、なかなか難しい。2つの言語を習得できる良いチャンスだと思って取り組んでます」と、本人も懸命に指揮官やチームメイトとコミュニケーションを取ろうと努力している。
キールが一体感や結束力を重んじる日本的なチームということもあり、町野の前向きな姿勢は好意的に受け止められている様子だ。
「ただ、課題があるとすれば、2トップを組んでいる9番のピヒラーとの関係性ですね。パダーホルン戦でも良い距離感がなかなか取れなかったんで、もう少し改善していきたいと思ってます。
僕自身は今季、二桁ゴールという目標を掲げていますが、その試合でも決定機を2つ逃していますし、もっと確実に決めていけば、半シーズンで目標を達成できるかもしれない。そのくらいの勢いを持ってやっていきたいですね」
【PHOTO】2023年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち
「ドイツ2部はチームごとにスタイルが全然違うので、(マルセロ・ラップ)監督が対戦相手を毎回分析して、ミーティングで戦い方を伝えてくるんです。僕はドイツ語が分からないんで、英語で通訳されているんですけど、両方ほぼできない(苦笑)。
でも監督が『個人ミーティングが必要なら言ってくれ』と声をかけてくれるので、理解しきれなかったりしたら、自分から聞きにいくようにしています。今はドイツ語を週2回、勉強してますけど、なかなか難しい。2つの言語を習得できる良いチャンスだと思って取り組んでます」と、本人も懸命に指揮官やチームメイトとコミュニケーションを取ろうと努力している。
キールが一体感や結束力を重んじる日本的なチームということもあり、町野の前向きな姿勢は好意的に受け止められている様子だ。
「ただ、課題があるとすれば、2トップを組んでいる9番のピヒラーとの関係性ですね。パダーホルン戦でも良い距離感がなかなか取れなかったんで、もう少し改善していきたいと思ってます。
僕自身は今季、二桁ゴールという目標を掲げていますが、その試合でも決定機を2つ逃していますし、もっと確実に決めていけば、半シーズンで目標を達成できるかもしれない。そのくらいの勢いを持ってやっていきたいですね」
【PHOTO】2023年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち