【No.３】
Giovanni SIMEONE
ジョバンニ・シメオネ（アルゼンチン）
◆所属クラブ：バンフィエルド
◆生年月日：1995年７月５日
◆身長・体重：180cm・81kg
◆2015シーズン成績（アルゼンチンリーグ）：リーベル：３試合・０得点／バンフィエルド：15試合・７得点
　アトレティコ・マドリーの指揮官ディエゴ・シメオネの息子。闘志溢れるディフェンスが持ち味のボランチだった父とは異なり、DFの間を突くポジショニングセンスとこぼれ球に素早く反応する嗅覚が魅力の天性のストライカーで、リオ五輪予選を兼ねた昨年１～２月のU-20南米選手権では９ゴールを挙げてトップスコアラーに輝いた。「僕は“ジョバンニ”なんだということを証明したい。いつまでも“息子”と呼ばれたくない」と語る本人にとって、リオ五輪は格好のアピール舞台になるだろう。アルゼンチンは前記したディバラに加え、マウロ・イカルディ（インテル）、ルーカス・ビエット、アンヘル・コレア（いずれもアトレティコ）とライバルは多いが、登録メンバー入りを果たせば見逃せない。
 

【No.４】
Pa KONATE
パ・コナテ（スウェーデン）
◆所属クラブ：マルメFF
◆生年月日：1994年４月25日
◆身長・体重：178cm・72kg
◆今シーズン成績（スウェーデン・リーグ）：10試合・０得点
　2015年のU-21欧州選手権で母国スウェーデンの初優勝に大きく貢献した早熟の左SB。攻撃力を最大の武器とし、果敢なオーバラップ後に繰り出す左足のクロスは高精度を誇る。今シーズンはチャンピオンズ・リーグでアシストを記録するなど、欧州最高峰の舞台でも実力を証明している。左SBは世界的に人材難のポジションだけに、リオ五輪で名声を掴めば、欧州有力リーグのクラブへのステップアップも見えてくるだろう。