メンバー選出を報告。「頑張れ」の一言
中学時代は磐田U-15でプレー。U-18に昇格できなかったが、心は「明誠一択」だった。大弥も身にまとったユニホームを着て、昨年は2年生ストライカーとしてプリンスリーグ東海で活躍。惜しくも初優勝は逃したが、2位という成績を残した。
そして最終学年を迎えた今年は、絶対的エースストライカーとしてチームを牽引。プリンス東海・第7節の清水エスパルスユース戦ではハットトリックを達成するなど、第9節終了時点で10ゴールと大暴れを見せている。この活躍が認められ、静岡ユースのメンバーに入り、9番を託された。
メンバーに選ばれたことを大弥に報告すると、「頑張れ」という一言が返ってきた。シンプルだが、重みが全然違うと遠野は話す。
「大弥がHONDA FCに進んでからも試合はよく観に行っていました。才能はものすごくあると思うのですが、それ以上に野心や向上心が凄まじいと感じました。プレーからも常に上を目ざしているのが分かったし、そのための努力を惜しまない選手。僕には絶対にできないことをやっているので、心から尊敬するし、凄いなと思うことばかりでした。
だからこそ、僕は上手くいかない時に大弥に相談しているのですが、いろいろな話をしてくれるなかで、最後は『練習あるのみ』と常に言ってくれる。だからこそ、今日、上手くいかなかったことは明日から練習で直していきたい」
そして最終学年を迎えた今年は、絶対的エースストライカーとしてチームを牽引。プリンス東海・第7節の清水エスパルスユース戦ではハットトリックを達成するなど、第9節終了時点で10ゴールと大暴れを見せている。この活躍が認められ、静岡ユースのメンバーに入り、9番を託された。
メンバーに選ばれたことを大弥に報告すると、「頑張れ」という一言が返ってきた。シンプルだが、重みが全然違うと遠野は話す。
「大弥がHONDA FCに進んでからも試合はよく観に行っていました。才能はものすごくあると思うのですが、それ以上に野心や向上心が凄まじいと感じました。プレーからも常に上を目ざしているのが分かったし、そのための努力を惜しまない選手。僕には絶対にできないことをやっているので、心から尊敬するし、凄いなと思うことばかりでした。
だからこそ、僕は上手くいかない時に大弥に相談しているのですが、いろいろな話をしてくれるなかで、最後は『練習あるのみ』と常に言ってくれる。だからこそ、今日、上手くいかなかったことは明日から練習で直していきたい」
偉大な従兄弟と、周りの選手たちへのリスペクトを持ちながら、自分がさらに成長するために課題と向き合って、地道に練習から積み上げていく。この姿勢が遠野をどんどん成長させている。
卒業後は大学でサッカーを続けることが決まっている。大学経由でプロになり、大弥と同じステージで戦うことを目標の1つとするとともに、残り半年となった藤枝明誠での高校サッカーに対しても大きな闘志を燃やす。
「高校選手権に出ることが夢ですし、静岡の決勝に行って、エコパでプレーして優勝する姿を大弥に見せたいです。僕が大弥に見せてもらった同じ景色を見せたいんです」
昨年度のインターハイ予選では、決勝に進んでエコパでプレーしたが、磐田東を前に不発に終わり、0-2の敗戦を喫した。選手権予選では準々決勝で浜名に敗れ、最終学年となった今年はインターハイ予選準々決勝で清水東にPK戦で敗れるなど、歓喜の姿を見せられていない。だからこそ、その思いは強い。
「僕にパスを出したら点が入るというフォワードになっていきたいと思います。イメージや、やりたいプレーがあるからこそ、それを体現できるように『練習あるのみ』。今日のU-18日本代表戦で課題が浮き彫りになって、すごく嬉しいです。今日出た課題をしっかり克服して、目標に向かって突き進みたいです」
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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昨年度のインターハイ予選では、決勝に進んでエコパでプレーしたが、磐田東を前に不発に終わり、0-2の敗戦を喫した。選手権予選では準々決勝で浜名に敗れ、最終学年となった今年はインターハイ予選準々決勝で清水東にPK戦で敗れるなど、歓喜の姿を見せられていない。だからこそ、その思いは強い。
「僕にパスを出したら点が入るというフォワードになっていきたいと思います。イメージや、やりたいプレーがあるからこそ、それを体現できるように『練習あるのみ』。今日のU-18日本代表戦で課題が浮き彫りになって、すごく嬉しいです。今日出た課題をしっかり克服して、目標に向かって突き進みたいです」
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