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水戸加入内定後に味わった悔しさ――。大津の10番・碇明日麻はチームを勝たせる選手になって冬の大舞台に戻ってくる【総体】

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2023年07月31日

「結果で示して、自分の良さを知ってもらいたい」

大津は、一度は逆転も追いつかれ、PK戦の末に敗れた。写真:松尾祐希

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 187センチの大型プレーヤーは、平岡和徳総監督から期待をかけられ、1年次から出場機会を掴んで順調に成長を遂げてきた。1年生の時は自らが最も好きなボランチの位置で展開力を学び、昨季はCBの一角でプレーして守備力を強化した。

 今季は最前線やトップ下を中心に起用され、プレミアリーグWESTではここまでトップの13得点をマークしている。もともと技術力に定評があり、攻撃センスと守備センスを磨いたことで最終学年を迎える頃にはJクラブからも注目を集める存在となった。

 センターラインであればどこでも対応できる強みは高校年代屈指のレベル。あとはいかにチームを勝たせる選手になれるか。インターハイ開幕直前の7月26日にはJ2水戸入りが内定し、来季からプロの世界で戦うのが決まったからには、結果で示さなければならない。
 
「プレーだけではなく、結果で示して、自分の良さを知ってもらいたい。来シーズンは早く試合に絡めるように頑張りたいと思います」

 インターハイが終わり、残すはプレミアリーグと、出場すれば自身3度目となる冬の高校サッカー選手権のみ。勝負が懸かった場面で結果を残すべく、飛躍を誓う大津の10番は、夏の悔しさをバネにさらなる成長を期す。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

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