天候も味方につけて見事1点差で逃げ切る
我慢の時間が続いた旭川実にとって幸いだったのは、この日の天候だ。ハーフタイムに入った瞬間、視界を遮るほど大粒の雨が降り始め、後半のピッチはスリッピーな状態になり、帝京長岡がゴール前まで攻めても、最後が合わない場面が頻発。後半途中からは再び晴れ間が見え始め、35分には2失点目を喫したが、前半のまま晴れていたら、試合はどうなっていたか分からない。
「今日は応援と天気が良かった。そこに尽きる。雨に助けられました。あれだけ降ってなかったら、2失点目はもう少し早かったでしょう。早かったら耐え切れなかったんじゃないかな」(富居監督)
耐える時間が長くても頑張れたのは雨が降っても、前半同様それ以上の応援を続けたスタンドの力も間違いなくある。主将のDF庄司羽琉(3年)はこう口にする。
「今日は応援と天気が良かった。そこに尽きる。雨に助けられました。あれだけ降ってなかったら、2失点目はもう少し早かったでしょう。早かったら耐え切れなかったんじゃないかな」(富居監督)
耐える時間が長くても頑張れたのは雨が降っても、前半同様それ以上の応援を続けたスタンドの力も間違いなくある。主将のDF庄司羽琉(3年)はこう口にする。
「全校応援や、OBの先輩たちも来てくれたりして、後半の苦しい時間や前半のピンチでは、名前を呼んだり、応援の声はすごくみんなに響いて原動力になった。一本ここで走ろう、チームのためにという想いが出た。メンバーに入れない人がすごく大きい声で応援してくれているのは自分たちも分かっていたので、本当に力になった。雨の中ずっと見てくれて、感謝しかないです」
次の3回戦で対戦する市立船橋(千葉)は約1か月前にプレミアリーグEASTで対戦したばかり。1-6で敗れたが、街全体の注目度が高まっている今は、その時以上の後押しを受けている。大きな声援を力に変えて、旭川実はこの先も勝ち続けていくつもりだ。
取材・文●森田将義
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