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ユース版・多摩川クラシコで出色のパフォーマンス。アジア制覇のU-17日本で10番を背負った佐藤龍之介の成長ぶり

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2023年07月11日

長友や森重から大きな刺激

 また、守備面での成長も著しい。球際でガツガツと行けるようになり、ボール奪取の回数も増えた。

「トップチームのキャンプに参加した頃から、筋トレとか本格的に始めた。そこから強化できて、最近は守備でボールを取れる回数が増えてきた。予測もできるようになったし、気持ちの部分でも負けないようになってきたので、守備力はどんどん向上していると思う」

 攻守において右肩上がりで成長を続けるプレーメーカーにとって、トップチームでの経験は大きなものだった。

 今季は春先からキャンプに帯同。3月8日に行なわれたルヴァンカップのグループステージ第1節のセレッソ大阪戦(0―1)で先発起用され、Jデビューを飾った。トップチームの公式戦を味わえたのはもちろん、長友佑都や森重真人といった経験豊富な選手たちと関わる機会を得られたことは、佐藤の成長スピードを加速させるうえで大きな意味を持つ。佐藤は言う。
 
「今まで戦ってきたステージで、一番レベルが高いのはFC東京のトップチームの選手。(そこを経験したから)やっぱり自信を持ってプレーできるのもそうだし、トップの基準を感じたからこそ、そこに追いつかないといけない。その経験を経てアジアの戦いに挑んだら、自分が成長できているのは少し感じられた」

 先輩たちから学んだのはプレー面だけではない。プロサッカー選手としての心構えを教わったことが、今の自分に生きている。

「トップの練習に参加した時に、身体の作り方やコンディションについて考えさせられた。フィジカル面は自分が一番下のレベルだったので、トップ選手がこんなにやっているんだったら、自分はもっとやらないと通用するわけがないと感じたんです。そこは森重選手や長友選手からすごく刺激を受けました」

 順調に成長し、自身を取り巻く環境は大きく変わった。次の目標はU-17ワールドカップ。初めての世界大会で活躍するべく、先輩たちから刺激を受けながら、さらなる飛躍を目ざして走り続ける。

取材・文●松尾祐希(サッカーライター)

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