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【U-23日本代表】五輪最終予選への対外試合で見えた好材料。“ロングボール”が効果を発揮!

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2016年01月09日

形になってきた手倉森監督の意図。

ベトナム戦ではオナイウの活躍など収穫は多かった。(C) J.LEAGUE PHOTOS

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 また対外試合を終え、今大会の日本の方向性を示す発言が指揮官の口から出た。非公開でベールに包まれた試合内容の一端をこう明かす。
 
「縦への速さが増してきた。まず相手の裏を取る、という優先順位をつけて蹴らせた。1本のパスで破れれば合理的だし、ゴールに向かうダイナミックな動きと、従来のポゼッションを織り交ぜていければ」
 
 昨年末の沖縄・石垣島合宿でも取り組んだロングボールが、ここに来て機能し始めている。
 
 そのなかでベトナム戦では先制点の豊川、2点目のオナイウの起用がはまった。豊川は相手の背後を突く動きが得意で、オナイウは高い身体能力を活かして、多少アバウトなボールでも収めることができる。
 
 オナイウは「この代表で初めて得点できたし、前でキープしたり、競り負けなかったことは自信になった」とコメント。シリア、ベトナムを新たなスタイルで下し、手倉森監督のメンバー選考の意図が形になってきた。
 
「全員を起用し、叩いたことでゲームコンディションを整えることができた。2日間の試合の疲れはあると思うけど、あとは調整。高いところまでいけたので、ここから落としていけばいい。順調です」
 
 指揮官の言葉に自信もみなぎってきた。14年1月のチーム結成から2年。集大成の最終予選へ、チームの仕上げは最終段階に入った。
 
【試合結果】
■国際親善試合 vs U-23シリア代表
1月6日(水)
90分(45分×2)
日本 2-1(前半1-0、後半1-1)シリア
 
■得点
36分:南野拓実
60分:失点
70分:南野拓実
 
■スターティングメンバー
1 櫛引政敏
2 松原 健
4 岩波拓也
5 植田直通
6 山中亮輔
7 原川力
8 大島僚太
10 中島翔哉
18 南野拓実
9 鈴木武蔵
11 久保裕也
 
■交代
HT 植田直通 → 奈良竜樹
HT 原川力 → 三竿健斗
73分 南野拓実 → 豊川雄太
73分 鈴木武蔵 → オナイウ阿道
85分 松原健 → 室屋成



■国際親善試合 vs U-23ベトナム代表
1月7日(木)
 90分(45分×2)
日本 2-0(前半2-0、後半0-0)ベトナム
 
■得点
11分:豊川雄太
18分:オナイウ阿道
 
■スターティングメンバー
22 杉本大地
5 植田直通
12 室屋 成
13 奈良竜樹
15 亀川諒史
17 三竿健斗
19 井手口陽介
14 豊川雄太
21 矢島慎也
16 浅野拓磨
20 オナイウ阿道
 
交代
HT 杉本大地 → 牲川歩見
69分 浅野拓磨 → 鈴木武蔵
69分 豊川雄太 → 南野拓実
69分 三竿健斗 → 原川 力
 
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