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【本田泰人の目】森保監督が見極める“持っている”選手。古橋の活躍に上田も危機感を覚えているはずだ

カテゴリ:連載・コラム

本田泰人

2023年06月17日

上田だってそう思われているんだろうね

堂安(右)と久保(左)のコンビは相手にとって脅威になっていた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 大迫勇也以降、エース不在と言われ続けているけど、上田みたいなタイプは1トップに向いているし、ポイントになれる選手だと思う。だから、やっぱり今日みたいな相手ならもっと結果を残して、ストライカーとしての地位を確立していかないといけないよね。

 一方で、去年の9月以来に代表復帰した古橋は途中出場で、一発回答というか、簡単にポンってゴールを入れちゃうわけだから。65分に途中出場して、73分にヘッドでチーム6点目をゲットした。

“持っている”選手はいると思うんだけど、浅野拓磨だってそうだよね? 森保一監督は彼を必ず使うじゃない? やっぱり“持っている”んだよね。持っているからこそ、去年のワールドカップでも結果を残せているし、ブンデスリーガでも最終節で1ゴール・1アシストを決めてチームを残留させている。

 指揮官として長く見ていると、そういう“持っている”選手が分かるんだろうね。普段はそうでもないのに「いや、もう必ずこいつは持っているから」みたいな感覚があるんだろう。もちろん、森保監督はそんなことを口には出さないだろうけどね。

 上田だってそういうふうに思われているんだろうね。PKでの代表初ゴールを決めるまで、15試合かかった。他の選手も含めて、“持っている選手”に対しては「え、まだ呼ぶの?」っていうぐらい呼ぶからね。
 
“持っている”かどうかについては、今日に限れば、古橋のほうが持っていたよね。

 1トップのライバルとして考えれば、あの短い時間でバーンって結果を出して、しかも上田が得意としているヘディングで決めた。そのことを考えると、上田本人が一番危機感を覚えているはずだ。

 タイプ別に言えば、いろんなタイプのフォワードがいる。浅野はスピードタイプとか、前田大然はチャンシングタイプとか、古橋はゴール嗅覚で勝負するタイプとか、いろんなタイプに分かれている。

 そうしたなかで、上田は自分のタイプを確立していかなければ生き残っていけないよ。上田という新しいタイプが確立した時、代表チーム全体的としての選択肢が増えるわけだから、チーム力アップにつながると思うしね。

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