大量失点にショックも気持ちを切り替えて
関根にはもう1つ明確な目標があった。それは来年開催されるパリ五輪に出場することだ。実際、彼は6月10日にU-22イングランド代表と、14日にU-22オランダ代表と対戦するU-22日本代表のヨーロッパ遠征メンバーにも選ばれた。
「代表ではセンターバックもやると思うのですが、どのポジションでもビルドアップの部分は一番見てもらいたいところなので、そこを発揮できたらなと思っています」
話を聞いたのはちょうどヨーロッパに飛び立つ日だった。この日の14時に関東大学リーグ1部の桐蔭横浜大戦の試合にフル出場した後だった。
この試合、拓殖大は22分に退場者を出し、70分近くを10人で戦わなければいけない状況だった。関根もそのなかで守備に奔走しながらも、積極的に中盤に顔を出し、ビルドアップに関わろうとしていたが、チームは失点を重ねて0-6という大敗を喫した。
「前半は1人少なくてもやれている自信があったので、動き出しとかポジショニングも狙い通りにできていたのですが、後半は相手も修正してきて、かつ僕らの運動量も落ちて一気にやりづらくなりました。苦しい状況を跳ね返せないまま終わって、本当に悔しいというか、情けない気持ちはあります」
「代表ではセンターバックもやると思うのですが、どのポジションでもビルドアップの部分は一番見てもらいたいところなので、そこを発揮できたらなと思っています」
話を聞いたのはちょうどヨーロッパに飛び立つ日だった。この日の14時に関東大学リーグ1部の桐蔭横浜大戦の試合にフル出場した後だった。
この試合、拓殖大は22分に退場者を出し、70分近くを10人で戦わなければいけない状況だった。関根もそのなかで守備に奔走しながらも、積極的に中盤に顔を出し、ビルドアップに関わろうとしていたが、チームは失点を重ねて0-6という大敗を喫した。
「前半は1人少なくてもやれている自信があったので、動き出しとかポジショニングも狙い通りにできていたのですが、後半は相手も修正してきて、かつ僕らの運動量も落ちて一気にやりづらくなりました。苦しい状況を跳ね返せないまま終わって、本当に悔しいというか、情けない気持ちはあります」
大量失点のショックはあったが、関根は遠征に向けて気持ちを切り替えていた。
「この間、U-20ワールドカップがあったじゃないですか。それをテレビで見ていたのですが、192センチある川崎フロンターレの高井幸大選手が本来のセンターバックではなく、右サイドバックで出場していました。プレースタイル的にも僕と似ていますし、彼がサイドバックで起用された理由がクロス対応とビルドアップの部分で、僕がセンターバックからサイドバックにコンバートした理由と同じというのもあって、注目して見ていました。
『こうやってクロス対応すればいいんだ』など、すごく参考になる部分もありましたし、逆にサイドバックの難しさもまざまざと見せつけられた気がしました。高井選手はフロンターレに戻ればセンターバックに戻るかもしれませんが、右サイドバックとしてワールドカップで戦った経験は絶対に生きると思います。
僕も高井選手のように早く世界のトップレベルのアタッカーたちと真っ向から向かい合いたいと思っていたので、今回の代表はかなりモチベーションが高いです」
【画像】セルジオ越後、小野伸二、大久保嘉人、中村憲剛ら28名が厳選した「J歴代ベスト11」を一挙公開!
「この間、U-20ワールドカップがあったじゃないですか。それをテレビで見ていたのですが、192センチある川崎フロンターレの高井幸大選手が本来のセンターバックではなく、右サイドバックで出場していました。プレースタイル的にも僕と似ていますし、彼がサイドバックで起用された理由がクロス対応とビルドアップの部分で、僕がセンターバックからサイドバックにコンバートした理由と同じというのもあって、注目して見ていました。
『こうやってクロス対応すればいいんだ』など、すごく参考になる部分もありましたし、逆にサイドバックの難しさもまざまざと見せつけられた気がしました。高井選手はフロンターレに戻ればセンターバックに戻るかもしれませんが、右サイドバックとしてワールドカップで戦った経験は絶対に生きると思います。
僕も高井選手のように早く世界のトップレベルのアタッカーたちと真っ向から向かい合いたいと思っていたので、今回の代表はかなりモチベーションが高いです」
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