「良さはサッカーをやったことがない人の入り口として、すごく入りやすいところ」

VRキックターゲットで選手サイン入りナップサックが当たり、大喜びする男の子。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

VRゴーグルと足にはセンサーバンド(写真)をつけてプレーする。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)
フロンタウンさぎぬまでは、フットサルコートの貸し出しだけでなく、ヨガなどの健康教室も実施。このVRを普段は川崎のスクール生の練習の補助的な役割での使用や、健康教室の参加者である年配の方にも体験してもらっている。地域、社会貢献に力を入れる川崎だからこそ、このVRが地域の社会課題に役立てるのでは、と活用法を模索しているのだ。
今回、試合前のイベントブースを担当したフロンタウンさぎぬまの遠藤輝来さんは、「今回、ホームゲームで(このVRを)動かした時にどれだけみなさんが興味、関心を持ってくれるかというところで、試験的にやっている」と説明。そのうえで、「(参加者の)反応がすごく良くて、さっきやられた方は3周並んでやっている方もいました」と明かし、こう続けた。
「このVRの良さは、サッカーを知らない方や、サッカーをやったことがない人の入り口として、すごく入りやすいところ。もともとフロンターレのサポーター歴とかは長いけど、実はサッカーをしたことがないという方も、選手の気持ちになれるんです。このVRは、何万人という人が入ったスタジアムの中で、自分がボールを蹴っているような感覚になれる。プロサッカー選手の感覚が味わえるというのもひとつの面白みだと思います」
実際にVRを体験したサポーターも「始めはちょっと難しいなと思ったんですけど、やっていくうちにだんだん面白くなってきて、楽しいなと思いました。ゲームが好きだけどスポーツはあまりやらない子どももめちゃくちゃ楽しいと思うので、サッカーに興味を持つきっかけになると思う」と絶賛していた。
選手のトレーニングだけでなく、様々な使い方が期待できる『REZZIL』。川崎では、まだトップチームやアカデミーには導入はされておらず、前述の通り、フットサル施設や試合前イベントで試験的に取り入れ、ほかの様々な活用法も今後、検討中だという。可能性は広がるばかりだ。
なお、6月28日から30日まで東京ビックサイトで開催されるJapan Sports Weekと同時開催される自治体・公共Weekで体験ブースを出展。興味のある方は是非足を運んで体験してほしい。
サッカートレーニング用VR『REZZIL(レジル)』に関するお問い合わせ
https://corp.kyodo-d.jp/inquiry/
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)
今回、試合前のイベントブースを担当したフロンタウンさぎぬまの遠藤輝来さんは、「今回、ホームゲームで(このVRを)動かした時にどれだけみなさんが興味、関心を持ってくれるかというところで、試験的にやっている」と説明。そのうえで、「(参加者の)反応がすごく良くて、さっきやられた方は3周並んでやっている方もいました」と明かし、こう続けた。
「このVRの良さは、サッカーを知らない方や、サッカーをやったことがない人の入り口として、すごく入りやすいところ。もともとフロンターレのサポーター歴とかは長いけど、実はサッカーをしたことがないという方も、選手の気持ちになれるんです。このVRは、何万人という人が入ったスタジアムの中で、自分がボールを蹴っているような感覚になれる。プロサッカー選手の感覚が味わえるというのもひとつの面白みだと思います」
実際にVRを体験したサポーターも「始めはちょっと難しいなと思ったんですけど、やっていくうちにだんだん面白くなってきて、楽しいなと思いました。ゲームが好きだけどスポーツはあまりやらない子どももめちゃくちゃ楽しいと思うので、サッカーに興味を持つきっかけになると思う」と絶賛していた。
選手のトレーニングだけでなく、様々な使い方が期待できる『REZZIL』。川崎では、まだトップチームやアカデミーには導入はされておらず、前述の通り、フットサル施設や試合前イベントで試験的に取り入れ、ほかの様々な活用法も今後、検討中だという。可能性は広がるばかりだ。
なお、6月28日から30日まで東京ビックサイトで開催されるJapan Sports Weekと同時開催される自治体・公共Weekで体験ブースを出展。興味のある方は是非足を運んで体験してほしい。
サッカートレーニング用VR『REZZIL(レジル)』に関するお問い合わせ
https://corp.kyodo-d.jp/inquiry/
取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)