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“強さの継承”は高難度のテーマ。ジュビロ黄金期を知る服部年宏がJ3福島で専念「地域に合った方向性を模索していく」

カテゴリ:Jリーグ

元川悦子

2023年05月27日

得点力向上で浮上の糸口を掴みたい

もし秋春制が導入されれば…寒冷地の福島では「解決すべき問題は数え切れない」。(C)Fukushima United FC

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 福島は5月27日に上位の愛媛FCと戦ったあと、6月はY.S.C.C.横浜、FC大阪、ヴァンラーレ八戸、FC岐阜と中位から下位に位置するクラブとの対戦が続く。ここで連勝できれば、先々への希望が見えてくる可能性が高いのだ。

「ここまで10試合を戦って嫌だなと感じる相手は、縦に早くなった長野と、能力の高い外国人選手がいる今治あたりかな。でも上位と下位の力の差はそれほどないと思いますし、1つきっかけを掴めれば上に行ける可能性は大いにある。選手たちに前向きなマインドを持たせつつ、頑張っていきたいと思います」
 
 5月14日のカターレ富山戦を0-1で落としたのは痛かったが、天皇杯1回戦でノースアジア大学に4-0で勝利。樋口寛規や森晃太らがゴールを奪うなど、明るい兆しも見えつつある。

 今、彼らが改善しなければいけない最大のポイントは得点力不足だ。今季10戦で総得点6はリーグワーストタイ。服部監督が開幕前から期待していた長野星輝らアタッカー陣に勢いが生まれ、ゴール数が伸びてくれば、浮上の糸口は掴めるはず。

 服部監督が目ざす「楽しく厳しいサッカー」を選手が実践し、福島スタイルを具現化させるのは果たしていつなのか。指揮官の手腕に期待を寄せたいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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