• トップ
  • ニュース一覧
  • 「まだ諦めていない」堂安律ら戦力充実のフライブルク、最終節で初のCL出場権を掴めるか【現地発】

「まだ諦めていない」堂安律ら戦力充実のフライブルク、最終節で初のCL出場権を掴めるか【現地発】

カテゴリ:連載・コラム

中野吉之伴

2023年05月24日

堂安もCL出場に意気込む

「素晴らしい締めくくりができた」とホーム最終戦の戦いぶりに手応えを感じる堂安。(C)Getty Images

画像を見る

 この日もスタメン出場で攻守にキレのあるプレーを見せていた堂安も、言葉に力を込めていた。

「超攻撃的な布陣でしたけど、僕ら若い選手がイケイケで行って、ラストは経験ある選手が締めくくった感じで。素晴らしいサポーターだと今日も改めて感じましたし、(ホーム最終戦で)素晴らしい締めくくりができたかなって。

 まだ諦めてないぞというのを見せる最高の状況だったと思うので、順位を争う相手にプレッシャーを与えられると思ってました。まだ他力ですけど、チャンピオンズリーグもまだまだ諦めていないので。良い結果で終われたと思います」

 4位ウニオンとは得失点差の開きがあるため、最終節ではウニオンがブレーメンに引き分けてフライブルクがフランクフルトに勝利をする、あるいはウニオンが負けた場合はフライブルクは引き分けでも逆転でCL出場権を手にすることができる。
 
 以前は飛躍した翌シーズンは主力を他クラブに奪われて、戦力が十分ではないまま過密日程を戦うことになり、残留争いに苦しむことが少なくなかったフライブルク。そんなクラブが2年連続でCL出場権をかけた争いができるようになるとは、誰が想像しただろう。

 堂安やミヒャエル・グレゴリチュといった主力級選手の補強や育成アカデミー、セカンドチーム経由でトップに上がってくる若手の活躍で戦力は相当にアップしている。
 
 他のどのクラブもうらやむ充実ぶりだが、シュトライヒ監督は堅実さと謙虚さを崩したりはしない。それこそがクラブの本質であり、それがあるから今のフライブルクがある。

「来年もヨーロッパリーグには出場することができる。素晴らしいことだ。だが、不必要に危険なことはしてはならない。私はこのクラブのことをよく知っている。いつでも地に足をつけていなければならないんだ。少しでも踏み外したらどれほど簡単に失墜するかを良く知っているんだ。

 許されるのならドイツ王者になりたいさ。みんなそうだ。でも自分達の立ち位置を忘れてはならない。難しい段階は必ず来るのだ。最終節を終えて自分達がどこで終わるのかわからない。でも、自分達がどこから来た存在なのかを見失ってはいけないんだ」

 フライブルクはクラブ史上初のCL出場権を掴み取れるか。

文●中野吉之伴

【動画】堂安律が今季5点目!気迫のこもったダイビングヘッドをチェック!

【PHOTO】日本代表を応援する麗しき「美女サポーター」たちを一挙紹介!
 
【関連記事】
「日本人は魔術師だった」衝撃ゴラッソの久保建英をスペインメディアが激賞!「凄まじいゴール」「爆発的に成長」
「セルティックがブンデスに参戦したらどうなる?」エキスパートが注目集める“レベル”にズバリ見解!「せいぜい…」
先発落ちの“怒り”をパワーにした久保建英。鮮烈パフォーマンスに番記者も驚嘆「凄みを増している」【現地発】
「過去10年で最も価値のある投資」シュツットガルト遠藤航を地元紙が特集!「おそらくブンデスで最も異彩を放つリーダーだ」
「奥さんいてはるううう!」「初めて見た」三笘薫、試合後セレモニーで愛妻を同伴する姿が話題!「一緒に居るとこいいわ」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト いざアジア王者へ!
    5月10日発売
    悲願のACL初制覇へ
    横浜F・マリノス
    充実企画で
    強さの秘密を徹底解剖
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト シーズンラストの決定版
    5月16日発売
    2023-2024シーズン
    欧州5大リーグ
    BEST PLAYER
    元選手・識者たちが徹底討論!!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ