「前半戦だったら間違いなく勝っていた」
板倉滉擁するボルシアMGをホームに迎えた第28節でも、試合を通して多くのチャンスを作り出しながら自分たちのミスで失点。フランス代表FWランダル・コロ・ミュアニの1点で何とか1-1の同点に追いついたものの、勝ち切ることはできなかった。
勝てそうで勝てないじれったい流れについて、長谷部は試合後に次のように分析していた。
「今日なんかも多くのチャンスを作って、勝ちに値するというようなゲーム内容だと思いますけど。もちろん失点の仕方もよくないし、逆に勝ち切る勝負での部分というのが欠けているかなと。流れもあると思うんですけど、前半戦だったら、こういう試合間違いなく勝っていたと思うんで」
1失点したあとのチームのリアクションはよかった。同点ゴール以外にも鎌田のチャンスメークからコロ・ミュアニがポスト直撃となったシュートシーンもあった。途中交代で入ったパクストン・アーロンソンやファリデ・アリドゥといった若手選手が必死のプレーを見せたのも好材料だろう。
勝てそうで勝てないじれったい流れについて、長谷部は試合後に次のように分析していた。
「今日なんかも多くのチャンスを作って、勝ちに値するというようなゲーム内容だと思いますけど。もちろん失点の仕方もよくないし、逆に勝ち切る勝負での部分というのが欠けているかなと。流れもあると思うんですけど、前半戦だったら、こういう試合間違いなく勝っていたと思うんで」
1失点したあとのチームのリアクションはよかった。同点ゴール以外にも鎌田のチャンスメークからコロ・ミュアニがポスト直撃となったシュートシーンもあった。途中交代で入ったパクストン・アーロンソンやファリデ・アリドゥといった若手選手が必死のプレーを見せたのも好材料だろう。
終盤カウンターから危険な場面があったが、クリストファー・レンツが抜群のタイミングでスライディングタックルを見せて、厳しい状況を守り切ったときには、スタジアムのファンから大きな声援が送られていた。
だからこそ、「勝ちたかった」と長谷部は話していた。
「追いついたっていうのは一つ良かった部分ではありますけど。試合内容を見れば勝ち試合だった。やっぱりいま自分たちが一番欲しいのは内容よりも、どちらかというと、結果。勝点3を取って自信というものをつけたい」
生みの苦しみなのかもしれない。ここ数シーズン、過密日程による疲れで終盤失速していた時とはまた違う状況だ。一つ勝てば、そこからシーズン終盤へ向けてまたギアをあげていけるのかもしれない。
欧州への道はまだ閉ざされていない。長谷部はチームの目標についてきっぱりと言い切った。
「もちろんカップ戦(DFBポカール)も優勝すれば、そこは(ヨーロッパリーグ出場権)ありますけど。でも長いスパンで考えれば、リーグ戦をしっかりと戦って、そこで勝ち取りたいなというのがやっぱりあります」
ファンは自分たちが来シーズンもまた欧州を行脚する日々を夢見ている。
取材・文●中野吉之伴
だからこそ、「勝ちたかった」と長谷部は話していた。
「追いついたっていうのは一つ良かった部分ではありますけど。試合内容を見れば勝ち試合だった。やっぱりいま自分たちが一番欲しいのは内容よりも、どちらかというと、結果。勝点3を取って自信というものをつけたい」
生みの苦しみなのかもしれない。ここ数シーズン、過密日程による疲れで終盤失速していた時とはまた違う状況だ。一つ勝てば、そこからシーズン終盤へ向けてまたギアをあげていけるのかもしれない。
欧州への道はまだ閉ざされていない。長谷部はチームの目標についてきっぱりと言い切った。
「もちろんカップ戦(DFBポカール)も優勝すれば、そこは(ヨーロッパリーグ出場権)ありますけど。でも長いスパンで考えれば、リーグ戦をしっかりと戦って、そこで勝ち取りたいなというのがやっぱりあります」
ファンは自分たちが来シーズンもまた欧州を行脚する日々を夢見ている。
取材・文●中野吉之伴