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嬉しさとほろ苦いリーグデビューを飾った永長鷹虎と高井幸大。川崎期待の俊英ふたりが示したポテンシャルと課題

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2023年04月16日

高井は手応えも語る

ユンカー(写真左)らとマッチアップした高井。粘り強い守備も見せた。写真:滝川敏之

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 一方、高井はCBとして2失点を悔やむも、積極的に縦パスを狙い、フリーでボールを持った際は前へ持ち運ぶなど、特長の高さとともに、アピールする姿も見られた。

 本人は「怪我人がいて、シンくん(車屋紳太郎/出場停止)が出られずに、自分が出してもらいましたが、絶対に勝ちたかったですし、もっと勝利に貢献できることがあったんじゃないかなと考えています」と振り返り、「個人としてはボールを受けた時は基本的にフリーだったので、相手をくいつかせたり、自分のボールスピードで相手をはがそうと思っていましたが、もう少し効果的なパスを出せたら良かったと思う」と反省したが、ポテンシャルも示したと言えるのだろう。
 
 実際に「自分自身の評価的には、名古屋は好調ですし、強いチームを相手にやれた部分は、少なからずあるとは思っています。ただ、チームが勝てなければ本当に意味がないので、やっぱり貢献できるようにやっていきたいです」と語る。

 マッチアップした名古屋の攻撃陣は実力者揃い。だからこそ「この前の試合(浦和戦)も対戦したのは外国籍選手でしたし、今日は(キャスパー・)ユンカー選手らの映像を見て対策をして迎えたので楽しみでした。2失点をしてしまったので悔しいですが、手応えはありました」とも口にしている。

 今後に向けては「いつ試合に出られるか分からないですが、次は勝利に貢献できるように」と目標を立てた。

 4月7日に20歳になったばかりの永長と、18歳の高井。川崎の未来を担うふたりが、この試合をキッカケに飛躍してくれることを、誰もが望んでいる。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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