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【採点寸評|川崎】ホーム・等々力でまたも勝利が遠く…。「弱気が出た」と勝点への想いを示せず[J1第8節 川崎1-2名古屋]

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2023年04月15日

前半は厳しい内容

【警告】川崎=なし 名古屋=なし
【退場】なし

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 Jリーグは4月15日、J1第8節の川崎フロンターレ対名古屋グランパスを開催。2-1で名古屋が勝利を収めた。
【PHOTO】川崎の出場16選手&監督の採点・寸評。待望の先発を掴んだ永長、小塚は悔しい結果に。チームを引っ張るべき主力陣も厳しい採点
 名古屋は開始9分、米本拓司が自陣でボールを奪った素早いカウンターから、最後はキャスパー・ユンカーがしっかりと仕留め、先制に成功。さらに前半終了間際の45+2分には、マテウス・カストロがFKを直接決めて2点をリードする。

 川崎も反撃。56分にペナルティエリア手前中央でボールを受けた宮代大聖が、左足でネットを揺らし、1点差に詰め寄るも、最後まで同点弾は奪えず。川崎は2連敗、名古屋は5試合無敗となった。
 
▼川崎のチーム採点「5」
「弱気が出てしまった」と鬼木達監督も振り返った前半は、パスミスから9分に失点し、リズムを崩した。前に出る姿勢は感じられたものの、ボールがつながらずに攻撃は停滞。永長鷹虎、高井幸大ら期待の若手、試合に飢えていた小塚和季らを先発させた効果も示し切れず。好調の名古屋を相手に、前半アディショナルタイムのマテウスの直接FKでの2失点目を含め、非常に苦しい45分だった。

 後半は徐々にエンジンをかけ直し、56分には相手ゴール前、中央でのパス交換から宮代が一点を返すも、反撃はここまで。試合終盤には3バックへのシステムチェンジ、パワープレーと様々な策を打ったが、ゴールは遠く、淡白なまま敗戦のホイッスルを迎えた印象だ。

 各選手が勝利へもがいていることはよく分かる。それでも今季はいまだホームで未勝利。なにがなんでも勝点3を掴むんだという覚悟を示した選手が、この日のピッチにはどれだけいたか。苦しい時間は続きそうだが、川崎らしさを取り戻す前に、勝利への執念を見せてほしいと感じたゲームであった。名古屋の必死のディフェンスとの対比がその想いをより色濃くした。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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