大きなジェスチャーで「始めるぞ!」
試合に出続けることと、現在J1で活躍する先輩たちの生きたアドバイスを掛け合わせて、自らの実力と自信を積み重ねていった結果、大学サッカーにおいてもU-19日本代表、全日本大学選抜、U-23日本代表などコンスタントに代表活動に絡んでいる。
「ボランチとして動き回るだけではなく、時には止まってボールを受けてリズムを変えるなど、ゲーム全体の流れを把握しながらプレーできるようになった。だからこそ、今はより前に行ってフィニッシュに絡むプレーを意識しています。CB、ボランチに加えて、インサイドハーフ、トップ下もできるところを証明して、プレーや今後の進路選択の幅を広げていきたいと思っています」
関東大学サッカー1部リーグ第2節の明治大戦でも、1-2で迎えた88分に同点に追いついた時、喜びを爆発させる仲間の輪には加わらず、大きなジェスチャーで「始めるぞ!逆転するんだろ!!」と大きな声でチームに素早い試合再開を主張した。
「ボランチとして動き回るだけではなく、時には止まってボールを受けてリズムを変えるなど、ゲーム全体の流れを把握しながらプレーできるようになった。だからこそ、今はより前に行ってフィニッシュに絡むプレーを意識しています。CB、ボランチに加えて、インサイドハーフ、トップ下もできるところを証明して、プレーや今後の進路選択の幅を広げていきたいと思っています」
関東大学サッカー1部リーグ第2節の明治大戦でも、1-2で迎えた88分に同点に追いついた時、喜びを爆発させる仲間の輪には加わらず、大きなジェスチャーで「始めるぞ!逆転するんだろ!!」と大きな声でチームに素早い試合再開を主張した。
さらにその直後には、カウンターからゴール前のスペースにまで一気に飛び出して行った。もし味方が藤井の動きを見逃さずにボールを送っていたら、ビッグチャンスになっていたくらい、本気で逆転弾を狙っていた。
「10番は期待の表われだと思うし、僕自身もチームの中心になる自覚はあります。今、キャプテンは1個上の八木滉史選手ですが、僕もキャプテンのつもりでチームや試合を引っ張っていくつもりです。チームは日本一、リーグ優勝を狙っていて、そのなかで自分の存在意義を示していきたいですし、プロも決めてより上を目ざしていきたいと思います」
心身ともに成長した藤井は、Jリーグでも十分に通用する力を身につけ、実際に多くのJクラブが即戦力として欲しがるような選手になっている。高校時代の自分と今の自分をしっかりと右肩上がりの線で繋いだからこそ、今ならば――。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
「10番は期待の表われだと思うし、僕自身もチームの中心になる自覚はあります。今、キャプテンは1個上の八木滉史選手ですが、僕もキャプテンのつもりでチームや試合を引っ張っていくつもりです。チームは日本一、リーグ優勝を狙っていて、そのなかで自分の存在意義を示していきたいですし、プロも決めてより上を目ざしていきたいと思います」
心身ともに成長した藤井は、Jリーグでも十分に通用する力を身につけ、実際に多くのJクラブが即戦力として欲しがるような選手になっている。高校時代の自分と今の自分をしっかりと右肩上がりの線で繋いだからこそ、今ならば――。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)