「次世代最強ランキング5~1位」兄ジュードにも匹敵する新星、「まるでC・ロナウド」とスコールズ絶賛のスター候補生、マドリー入団内定の神童がトップ5入り!
カテゴリ:ワールド
2023年04月26日
1位は王国ブラジルの希望の星
2位:ガビ
(バルセロナ/スペイン代表/2004年8月5日生まれ)
“シャビ・バルサ”で重宝されているのは、球際の激しさや瞬発的なスプリントを何度も繰り返せる機動力だ。とりわけ相手のSBとCBの間のスペースに顔を出すフリーランは、タイミングも切れ味も抜群で、デンベレの突破力を活かすオートマティズムに組み込まれている。
その一方で、密集でボールを捌いて攻撃のリズムを作り、鋭いドリブルで敵守備網を切り崩して前のレシーバーにパスを出すといった技術や視野の広さを感じさせるプレーも随所に見せる。相棒ペドリの存在が目立たなくしている部分もあるが、W杯ではそうしたプレーメーカーとしての持ち味を発揮し、コスタリカ戦では目の覚めるようなゴラッソを叩き込んだ。
なんといってもまだ18歳だ。いまは闘争心や運動量といった面がクローズアップされがちだが、プレースタイルは固まっていない。経験を積み重ねていけば、どのようにも進化できそうだ。それだけのポテンシャルと多機能な魅力がガビにはある。
(バルセロナ/スペイン代表/2004年8月5日生まれ)
“シャビ・バルサ”で重宝されているのは、球際の激しさや瞬発的なスプリントを何度も繰り返せる機動力だ。とりわけ相手のSBとCBの間のスペースに顔を出すフリーランは、タイミングも切れ味も抜群で、デンベレの突破力を活かすオートマティズムに組み込まれている。
その一方で、密集でボールを捌いて攻撃のリズムを作り、鋭いドリブルで敵守備網を切り崩して前のレシーバーにパスを出すといった技術や視野の広さを感じさせるプレーも随所に見せる。相棒ペドリの存在が目立たなくしている部分もあるが、W杯ではそうしたプレーメーカーとしての持ち味を発揮し、コスタリカ戦では目の覚めるようなゴラッソを叩き込んだ。
なんといってもまだ18歳だ。いまは闘争心や運動量といった面がクローズアップされがちだが、プレースタイルは固まっていない。経験を積み重ねていけば、どのようにも進化できそうだ。それだけのポテンシャルと多機能な魅力がガビにはある。
1位:エンドリッキ
(パルメイラス/ブラジルU-20代表/2006年7月21日生まれ)
これほど有能な若手の出現は、ブラジル・サッカー界でも久しぶりだ。ネイマール二世でもなければ、ロナウジーニョの再来でもない。技術力だけでなくフットボールIQの高さを感じさせる聡明な16歳は、過去に天才と謳われた多くの若手が持ち合わせなかった冷静さ、そして粘り強さを兼ね備えている。その意味でも稀有なヤングタレントだ。
「10番」の資質を持ちながら、メッシやC・ロナウドのようにいとも簡単にネットを揺らす有能なゴールゲッターでもあり、適性ポジションをいままさに見極めている段階。創造性と意外性に満ちたその動きは予測不可能で、対峙するDFにとってはかなり厄介だろう。
才能の大きさを何より物語るニュースが飛び込んできたのは22年12月。24年夏からレアル・マドリーに加入することが決定した。移籍金は3500万ユーロ。活躍次第で最大6000万ユーロがパルメイラスに支払われるという。サッカー王国のまさに希望の星、それがエンドリッキだ。
●文:リカルド・セティオン(フリーランス)、WSD編集部
●翻訳:利根川晶子
●協力:田嶋コウスケ
※『ワールドサッカーダイジェスト』2023年1月19日号より加筆・修正
(パルメイラス/ブラジルU-20代表/2006年7月21日生まれ)
これほど有能な若手の出現は、ブラジル・サッカー界でも久しぶりだ。ネイマール二世でもなければ、ロナウジーニョの再来でもない。技術力だけでなくフットボールIQの高さを感じさせる聡明な16歳は、過去に天才と謳われた多くの若手が持ち合わせなかった冷静さ、そして粘り強さを兼ね備えている。その意味でも稀有なヤングタレントだ。
「10番」の資質を持ちながら、メッシやC・ロナウドのようにいとも簡単にネットを揺らす有能なゴールゲッターでもあり、適性ポジションをいままさに見極めている段階。創造性と意外性に満ちたその動きは予測不可能で、対峙するDFにとってはかなり厄介だろう。
才能の大きさを何より物語るニュースが飛び込んできたのは22年12月。24年夏からレアル・マドリーに加入することが決定した。移籍金は3500万ユーロ。活躍次第で最大6000万ユーロがパルメイラスに支払われるという。サッカー王国のまさに希望の星、それがエンドリッキだ。
●文:リカルド・セティオン(フリーランス)、WSD編集部
●翻訳:利根川晶子
●協力:田嶋コウスケ
※『ワールドサッカーダイジェスト』2023年1月19日号より加筆・修正