オジャルサバルを差し置いてスタメン出場していることに疑問の声は…
アレクサンダー・セルロトと2トップを組んだビジャレアル戦もそうだった。開始早々の5分、ダビド・シルバのダイレクトパスを起点にした美しいコンビネーションから、タケの左足から放たれた鋭いシュートが相手GK、ペペ・レイナを急襲。最もゴールに近づいたのは、53分だった。カットインから再び左足を振り抜くと、シュートは惜しくもクロスバーを叩いた。
59分には、ゴール前に低弾道のクロスを供給。ボールを受けたミケル・メリーノはフリーの絶好機だったが、右足のダイレクトで合わせたシュートは枠を捉え切れなかった。
【動画】久保が絶妙のパスで絶好機を創出も…スペイン代表MFが痛恨のシュートミス
59分には、ゴール前に低弾道のクロスを供給。ボールを受けたミケル・メリーノはフリーの絶好機だったが、右足のダイレクトで合わせたシュートは枠を捉え切れなかった。
【動画】久保が絶妙のパスで絶好機を創出も…スペイン代表MFが痛恨のシュートミス
不可解だったのはこの後だ。71分にイマノル・アルグアシル監督はタケをベンチに下げると、77分、81分と立て続けに失点。おそらく疲労を考慮しての判断だったのだろうが、ヨーロッパリーグのラウンド16、ローマ戦第2レグでの先発落ちを巡りいまだにファンの間で疑問が飛び交っている中での温存策だった。
もっともこの種の議論も、タケがそれだけチームで確固たる地位を確立した証であり、事実、チームの顔、ミケル・オジャルサバルを差し置いてスタメンで出場し続けていることに疑問の声は上がっていない。
現在のソシエダはさながら「クボフットボールクラブ」だ。このままではCL出場権獲得は厳しい状況だが、タケが一筋の光明をもたらす存在になっている。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
【動画】「無敵のコンビネーション」と現地絶賛!シルバのスルーパスから決めた久保の絶妙左足弾
もっともこの種の議論も、タケがそれだけチームで確固たる地位を確立した証であり、事実、チームの顔、ミケル・オジャルサバルを差し置いてスタメンで出場し続けていることに疑問の声は上がっていない。
現在のソシエダはさながら「クボフットボールクラブ」だ。このままではCL出場権獲得は厳しい状況だが、タケが一筋の光明をもたらす存在になっている。
取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
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