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【浦和】スロベニア代表を引退宣言。“浦和に人生を懸けた”FWズラタンが叩き込んだ渾身の一撃

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2015年11月28日

先日のEURO予選プレーオフ後、代表から退く意向をチームメイトに伝える。

2010年のワールドカップのアメリカ戦ではゴールを記録。先日のEURO予選プレーオフ後、チームメイトに代表から退く意向を伝えたという。写真:Getty images

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「もう、失うものはない。まだ、天皇杯がまだ残っている。やれるべきことにしっかり取り組みたい」
 
 スロベニア代表のFWとして、来年のフランス本大会を懸けた11月14日と17日のEURO予選プレーオフのウクライナ戦に臨んだ。
 
 しかし、2試合合計1-3(第1戦0-2)で敗れてしまった。その第2戦にズラタンは途中からピッチに立ったが、ゴールを奪えなかった。
 
 第2戦の後、ズラタンはスロベニア代表から退く意向を、チームメイトに伝えたという。
 
 その決断には――これからは浦和での戦いに全力を傾ける、という想いが込められていた。それだけに来日4年目に迎えたJリーグ初タイトル獲得のビッグチャンスである、このチャンピオンシップに懸ける想いは相当に強かった。
 
 彼の覚悟が詰め込まれた渾身の同点ゴールだった。が、まさかそれが浦和の今季リーグ戦のラストゴールになってしまうとは……。
 
 ズラタンは唇を噛み締め、なんとか顔を上げて歩き出した。
 
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