「うまく引っかかってくれた」オランダで奮闘する斉藤光毅が今季2点目の決勝弾!数字が付いてこないなか、「少し気が楽になった」指揮官の言葉とは?【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2023年03月06日
「日本が勝って『珍しい』と言われないようにしないといけません」
昨年、スイス、イタリア、スペイン、ポルトガルと対戦したU-21日本代表はこの3月にドイツとの試合を組んだ。
「強い国とやるのは大事だし、自分たちへの刺激にもなります。(パリ五輪で)優勝するためには、そういう相手に当然のように勝っていかないと駄目。日本が勝って『珍しい』と言われないようにしないといけません」
斉藤は続ける。
「例えばドイツとスペインが試合をしたら『どっちが勝ってもおかしくない』とみんな言います。しかし、ドイツと日本が試合をしたら『ドイツが勝つだろう』と思います。そのイメージを僕たちは覆さないといけない。日本のイメージを上げていくためには勝つしか無い。当たり前のように勝つしか無い。全員がそういう意識を持たないといけません」
「強い国とやるのは大事だし、自分たちへの刺激にもなります。(パリ五輪で)優勝するためには、そういう相手に当然のように勝っていかないと駄目。日本が勝って『珍しい』と言われないようにしないといけません」
斉藤は続ける。
「例えばドイツとスペインが試合をしたら『どっちが勝ってもおかしくない』とみんな言います。しかし、ドイツと日本が試合をしたら『ドイツが勝つだろう』と思います。そのイメージを僕たちは覆さないといけない。日本のイメージを上げていくためには勝つしか無い。当たり前のように勝つしか無い。全員がそういう意識を持たないといけません」
世代が一つ下のU-20日本代表は今、U-20ワールドカップ(インドネシア)出場をかけてアジアカップ(ウズベキスタン)を戦っている。日本は幸先よく中国に勝った。19のU-20ワールドカップ(ポーランド)を経験した斉藤は何を思うだろうか。
「U-20ワールドカップは世界の人が見ているので、そこで結果を残せば本当に『誰だ、コイツは?』となって注目されるし、追いかけてもらえる。キャリアアップ、自分の価値を高めるチャンスだから、(現U-20 代表メンバーには)全力でやってほしいと思います。全力でやったことによって、うまくいかなかったとしても、そこで得るものは絶対にあるはず。気を使うとか、弱気なことは無しにして、本当に自分を全面に出して欲しいと思ってます。僕が今、ヨーロッパでプレーしているのはワールドカップだけでなく、チャンスが転がっていたから。自分も、みんなから刺激を受けながら頑張ります」
その口調に熱がこもった。
「チャンスが転がっている」と言った彼にとってのチャンスは、19年U-20ワールドカップだったのだろうか。
「代表チームでの活動(全般)が大きかったと思います。マンチェスター・シティはU-20ワールドカップの前から追ってました。その後、19年U-20ワールドカップを経ていろいろな人が僕に興味を持ちましたので、本当に良い大会です。だからこそ“俺らのU-20ワールドカップ(2021年インドネシア大会)”が中止になったのは本当に悔しい。でも、それは自分たちの運命。これからしっかりやっていかないといけません」
取材・文●中田徹
「U-20ワールドカップは世界の人が見ているので、そこで結果を残せば本当に『誰だ、コイツは?』となって注目されるし、追いかけてもらえる。キャリアアップ、自分の価値を高めるチャンスだから、(現U-20 代表メンバーには)全力でやってほしいと思います。全力でやったことによって、うまくいかなかったとしても、そこで得るものは絶対にあるはず。気を使うとか、弱気なことは無しにして、本当に自分を全面に出して欲しいと思ってます。僕が今、ヨーロッパでプレーしているのはワールドカップだけでなく、チャンスが転がっていたから。自分も、みんなから刺激を受けながら頑張ります」
その口調に熱がこもった。
「チャンスが転がっている」と言った彼にとってのチャンスは、19年U-20ワールドカップだったのだろうか。
「代表チームでの活動(全般)が大きかったと思います。マンチェスター・シティはU-20ワールドカップの前から追ってました。その後、19年U-20ワールドカップを経ていろいろな人が僕に興味を持ちましたので、本当に良い大会です。だからこそ“俺らのU-20ワールドカップ(2021年インドネシア大会)”が中止になったのは本当に悔しい。でも、それは自分たちの運命。これからしっかりやっていかないといけません」
取材・文●中田徹