素早い帰陣と精密なゾーンの形成でスペースを潰す。
■ポイント2
運動量豊富なMF陣が見せたインテンシティー
比較的早い段階で先制に成功したユーベだが、次の問題はマンチェスター・Cの圧力に耐えていかにゲームの流れを掌握するか。そのうえでポグバ、マルキージオ、そしてストゥラーロの果たした仕事は、質・量ともに大きな意味があった。
スピーディーな相手攻撃陣に対して、素早い帰陣と精密なゾーンの形成でスペースを潰す。そしてボールを奪えば、トゥーレ・ヤヤやフェルナンジーニョのプレスに耐えながら細かくパスを繋いだ。
とくに後半、この中盤トリオは高いインテンシティーで中盤を走り回り、試合の主導権を完全にユーベに手繰り寄せた。
■ポイント3
いずれも仕事を果たしたユーベFW陣
今夏に退団したテベスの穴を埋められず、批判の対象となっていた今シーズンのユーベ攻撃陣。しかし、この日は新戦力のマンジュキッチとディバラの奮闘が光った。
マンジュキッチはクロスボールに素早く反応して先制点。ゴールこそなかったディバラも、効果的なパスワークで中盤を助けた。
さらに途中出場のモラタは、絶対的なスピードで相手のCB陣を振り回す。数度あったカウンターのチャンスを決め切れていれば、もっと楽に試合も決められたはずだ。
今シーズンはチームの形が定まらず、批判の多かったユーベ。しかし、昨シーズンのCLファイナリストは、気が付けば4大リーグのクラブが揃った激戦グループDの首位に立った。新戦力を確実に取り込みながら、着実に調整を上げつつある。
文:神尾光臣
【チャンピオンズ・リーグGS第5節2日目の結果&フォーメーション】
運動量豊富なMF陣が見せたインテンシティー
比較的早い段階で先制に成功したユーベだが、次の問題はマンチェスター・Cの圧力に耐えていかにゲームの流れを掌握するか。そのうえでポグバ、マルキージオ、そしてストゥラーロの果たした仕事は、質・量ともに大きな意味があった。
スピーディーな相手攻撃陣に対して、素早い帰陣と精密なゾーンの形成でスペースを潰す。そしてボールを奪えば、トゥーレ・ヤヤやフェルナンジーニョのプレスに耐えながら細かくパスを繋いだ。
とくに後半、この中盤トリオは高いインテンシティーで中盤を走り回り、試合の主導権を完全にユーベに手繰り寄せた。
■ポイント3
いずれも仕事を果たしたユーベFW陣
今夏に退団したテベスの穴を埋められず、批判の対象となっていた今シーズンのユーベ攻撃陣。しかし、この日は新戦力のマンジュキッチとディバラの奮闘が光った。
マンジュキッチはクロスボールに素早く反応して先制点。ゴールこそなかったディバラも、効果的なパスワークで中盤を助けた。
さらに途中出場のモラタは、絶対的なスピードで相手のCB陣を振り回す。数度あったカウンターのチャンスを決め切れていれば、もっと楽に試合も決められたはずだ。
今シーズンはチームの形が定まらず、批判の多かったユーベ。しかし、昨シーズンのCLファイナリストは、気が付けば4大リーグのクラブが揃った激戦グループDの首位に立った。新戦力を確実に取り込みながら、着実に調整を上げつつある。
文:神尾光臣
【チャンピオンズ・リーグGS第5節2日目の結果&フォーメーション】