日本高校選抜戦ではヘッドで千金弾
空中戦が強く、ボールを収められて、点を取れるストライカーとして着実に成長してきた近藤は、今年に入って新たな進化を見せた。
いわきの伝統とも言える鍛錬期。12月下旬から1月中旬の3週間にわたって、朝に走って、2部練習をこなした後に筋トレをやるという『地獄の3週間』。最初の1週間は体調不良のために参加できなかったが、1月初旬から参加すると、その厳しさをまざまざと痛感させられた。
「鍛錬期があることは知っていましたが、あそこまでキツいとは思いませんでした」
さらに1週間遅れて合流したことで、近藤には『追加の1週間』が与えられた。他の選手と同じように3週間やりきると、階段を1つ登った自分を実感した。
「走りは得意だったのですが、さらに走れるようになったし、フィジカルも強くなった。高校サッカーよりキツかったし、まさかプロでここまでキツい練習があると思わなかったけど、そのおかげで今があると思っています」
いわきの伝統とも言える鍛錬期。12月下旬から1月中旬の3週間にわたって、朝に走って、2部練習をこなした後に筋トレをやるという『地獄の3週間』。最初の1週間は体調不良のために参加できなかったが、1月初旬から参加すると、その厳しさをまざまざと痛感させられた。
「鍛錬期があることは知っていましたが、あそこまでキツいとは思いませんでした」
さらに1週間遅れて合流したことで、近藤には『追加の1週間』が与えられた。他の選手と同じように3週間やりきると、階段を1つ登った自分を実感した。
「走りは得意だったのですが、さらに走れるようになったし、フィジカルも強くなった。高校サッカーよりキツかったし、まさかプロでここまでキツい練習があると思わなかったけど、そのおかげで今があると思っています」
デンソーカップチャレンジではコンディションを考慮して、初戦のプレーオフ選抜戦では56分からの途中出場だったが、続く日本高校選抜戦ではスタメン出場し、1-1で迎えた60分に右CKからドンピシャヘッドを叩き込んで決勝点をゲットした。
「ここには東海の大学サッカーをもっと発展させていくために、僕の力が必要と思われて選ばれているので、東海のレベルを大学トップレベルに上げる原動力となりたい。そのためには、フィジカルコンタクトも空中戦も絶対に負けてはいけないですし、そこは迫力を持ってやらないといけない。圧倒するくらいの力がないと上では通用しないと思うので、ここでそれをしっかりと示したい」
東海の屈強なストライカーは、変わらぬ信念とプレースタイルで、自らの進化と東海選抜の悲願の日本一に向かって一直線に突き進む。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
【PHOTO】日本代表の歴代ユニホームを厳選写真で振り返り!(1992-2022)
「ここには東海の大学サッカーをもっと発展させていくために、僕の力が必要と思われて選ばれているので、東海のレベルを大学トップレベルに上げる原動力となりたい。そのためには、フィジカルコンタクトも空中戦も絶対に負けてはいけないですし、そこは迫力を持ってやらないといけない。圧倒するくらいの力がないと上では通用しないと思うので、ここでそれをしっかりと示したい」
東海の屈強なストライカーは、変わらぬ信念とプレースタイルで、自らの進化と東海選抜の悲願の日本一に向かって一直線に突き進む。
取材・文●安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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