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「ソシエダの重要な選手になれる」レジェンドOBに訊いた久保建英の“リアル評”。「好印象なのは守備。苦手にしていると…」

カテゴリ:海外日本人

ミケル・レカルデ

2023年03月03日

「クボ以外の日本人で印象に残っている選手は?」

――クボ以外の日本人で印象に残っている選手は?

「一番はナカタ(中田英寿)だね。スペインではプレーしなかったけれど。もちろん私が現役最後に所属したチーム、エイバルでプレーしたイヌイ(乾貴士)のことは印象に残っている」

――日本を訪れた経験は?

「まだないんだ。ぜひ訪れたいね。招待してくれたら、いつでも行く準備はあるよ」

――2002-03シーズンのソシエダが好きだったという日本人は少なくありません。当時はどんなチームでしたか?

「(レイノー」ドゥヌエの就任を境にチームは変わった。大きく成長した。その4年後にソシエダは2部に降格したわけだけど、高度な組織力と優れた個性が融合したチームだった。開幕から快進撃を続け、勝利を積み重ねるにつれて自信を高めていった。前半戦を無敗で終え、初黒星は、サン・マメスでのビルバオ戦(第20節:0-3)だった。それだけチームが成長曲線を描いていたということだ」
 
――かつてソシエダでプレーした韓国代表のイ・チョンスはチーム溶け込んでいましたか?

「溶け込んでいたよ。もちろん彼にとって大きなカルチャーショックだったことは想像に難くないけどね。私たちは同じ仲間として接していたけど、彼の行動や振る舞いに奇妙さを感じたことがあったことも事実だ。まだまだ若かったしね(入団時22歳)。サン・セバスティアンのような美しい街を満喫し、そしてサッカーを楽しむことができるように、できうる限りのサポートはしたつもりだ」

――アスレティック・ビルバオとのライバル関係について、日本人のファンにどのように説明しますか?

「立ち位置は周期的に変わる。ビルバオが1歩、2歩先に行くこともあれば、その逆もある。ソシエダはクラブとしての基盤がしっかりしている時は、チームの成績にも反映し、先を行くことができている。この2つのクラブの良好な関係は、ギプスコア(ソシエダのホームタウン、サン・セバスティアンが県都)生まれの人がビルバオのファンであったり、その逆もあったりとファン同士が自然に交流できるところにある。クラブのカラーは全く異なるけど、素晴らしいライバル関係が存在していると思う」

――いま何をしていますか?

「代理人業に携わったり、連盟で指導者向けセミナーの講師をしたり、時々DAZNでソシエダの試合の解説をしたり、いろいろ活動しているよ」

取材・文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
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