有利な3位チームが昇格を実現した例はないが、チャレンジャーの姿勢を見失わなければ不安はない。
過去を振り返れば、シーズンを3位で終えたチームが昇格を果たした例はない。失う物を持たず、レギュレーションでも不利な立場にあるため(※90分で引き分けなら順位が上のチームが勝者となる)捨て身でぶつかってくる4位以下のチームと、有利な立場を守ろうとする3位チームとのメンタル面での差が、そうした結果を招いているのかもしれない。
しかし、今シーズンの福岡を見る限り、その心配の必要性はないように思える。勝点を積み上げて来た自信を胸にしながらも、どんな相手に対しても謙虚に、そしてチャレンジャーとして戦ってきたのが福岡だからだ。そして、その姿勢もまた選手たちは見失っていない。
敢えて不安要素を挙げれば、この日の1失点。堅守を誇る福岡らしからぬ、あっさりとした失点だった。しかし今季、チームは試合で起こった問題点を教訓にして自らを成長させてきた。プレーオフに向けて、しっかりと修正してくるだろう。あとは、いつもと同じメンタルで戦うことだけ。それさえできれば、福岡の5年ぶりのJ1復帰が現実のものになる。
取材・文:中倉一志(フリーライター)
しかし、今シーズンの福岡を見る限り、その心配の必要性はないように思える。勝点を積み上げて来た自信を胸にしながらも、どんな相手に対しても謙虚に、そしてチャレンジャーとして戦ってきたのが福岡だからだ。そして、その姿勢もまた選手たちは見失っていない。
敢えて不安要素を挙げれば、この日の1失点。堅守を誇る福岡らしからぬ、あっさりとした失点だった。しかし今季、チームは試合で起こった問題点を教訓にして自らを成長させてきた。プレーオフに向けて、しっかりと修正してくるだろう。あとは、いつもと同じメンタルで戦うことだけ。それさえできれば、福岡の5年ぶりのJ1復帰が現実のものになる。
取材・文:中倉一志(フリーライター)