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セルティックで屈辱の出番なし…井手口陽介が生まれ故郷の福岡で再起をかける「絶対もう1回代表に入ってW杯に出たい」

カテゴリ:Jリーグ

中倉一志

2023年02月13日

井手口のプレーが生み出す変化は、新しいアビスパの形を生み出す

アビスパ合流初日には緊張した様子を見せず、笑顔でボールを追った井手口。写真:中倉一志

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 ただ、それも心配はいらないだろう。長谷部監督が選手に求めるのは、自らの特長を最大限に発揮すること。さらに言えば、その特長をどのように使えばプレーの幅が広がり、ひとつ先の自分を見つけられるかを選手に説く。

 実際、長谷部監督の下で自分の特長の活かし方に変化を付け、得意ではないと思われたものが新たな特長になり、プレーの幅を広げた選手は多い。

 そして、それはチームの成長にもつながる。新しくなったチームに指揮官が求めるのは新しい血が作り出す変化と、新しい血が融合し、生まれるグループとしての変化。

 昨年までに築いた守備の強度をさらに上げながら、アタッキングサードに至るまでのプレーの質を上げて、攻撃力アップを目ざすアビスパにとって、井手口のプレーが生み出す変化は、周囲に派生し、新しいアビスパの形を生み出すはずだ。
 
 合流初日には緊張した様子を見せず、時に大きなジェスチャーと笑顔を見せながらボールを追い、「すごく明るくて、スタッフ、選手含めて一体感がすごくあるなと感じた。また選手、スタッフを含めて、フレンドリーな雰囲気があったのでリラックスできた」と話すように、すんなりとチームには馴染めた様子だ。

 練習後に行なわれた囲み取材では、メディアから質問があるたびに身体の向きを変えて、記者と正対して丁寧に受け答えする姿に実直な一面が見えた。そして口にした「感謝」「恩」という言葉が印象に残る。そんな想いをプレーで表現してくれるに違いない。
 
 まずは試合勘と試合体力を取り戻すのが最初の仕事になるが、経験豊富な26歳がもたらす変化がどのようなものになるのか、今から楽しみにしたい。

取材・文●中倉一志(フリーライター)

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