「後半戦の好調は一人ひとりが役割を理解しながらプレーしているから」
――また、「勝者のメンタリティ」というワードも出ていました。
練習試合でも勝敗は意識しています。そういうところで結果を出すとリーグ戦にもつながりますからね。選手もすごく意識してやってくれています。怪我人や出場停止の代わりに入った選手が活躍してくれる背景には、そういう気持ちの部分があると感じています。
――チーム内の競争はかなり激しく、動きが悪ければ主力だろうと容赦なく代えていますよね?
終盤戦になればコンディションも変わってきますし、『この選手はどうしても』という選手も出てきます。ただ、トレーニングで100パーセントの力を出して、準備をしている選手を使いたい。シーズン当初からそういう部分を大切にしながらやってきました。
――1点差で勝った試合が15試合(39節終了時点)あります。そうした僅差の試合を勝ち切る勝負強さをどう植え付けたのですか?
試合運びやゲームの終わらせ方の大切さは、ミーティングでも話してきました。それを選手が意識して戦っていることが、勝負強さにつながっているのかなと思います。
――試合を見ていて、妥協がないと感じます。
いや、いっぱいありますよ。だからこそ、失点したり、追いつかれたりしている。でも、それをみんなで反省し、修正してきました。そのなかで、したたかな部分も身に付いてきたとは思います。ただ、この前の栃木戦(37節)では隙を見せて2失点してしまった。試合は勝ったから良かったけど、ああやって失点すると、これから先の厳しい試合では必ずやられる。選手も失点するとかなり悔しがっているので、そこも成長かなと思いますが……。
――選手たちにというより、井原監督に妥協がないと言ったほうが正しいのかもしれません。
どうですかね。もちろん、自分はもともとディフェンスの人間なので、そういうところの大切さは知っています。あと数メートルを頑張らなかったり、身体を張れなかったりとか、細かな隙が重なると失点してしまう。そういう部分をみんなが意識してやっているので、良い結果が出ているんだと思います。
――リーグ戦では31節から9戦無敗(※現在はチーム記録タイの11戦無敗)と好調で、黒星となると、20節から2試合しかありません。これは素晴らしい成績です。
一人ひとりが役割を理解しながらプレーしていることが、後半戦の好調につながっていると思います。でも、ずっと上位を追いかけている立場ですし、あくまでも目標は自動昇格。そのラインに到達していませんから、まだまだです。
――終盤戦では得点力が際立っています。37節から3試合続けて3点以上を挙げました。
うちのやり方がハマったところもあるし、ラッキーな部分もあったと思います。ただ、自動昇格を目指す勢いが、上手く得点につながっているという見方もできますね。
――この3試合でも3バックと4バックを併用し、かなり柔軟に対応をしていました。チームに地力がついているのでは?
そうですね。勝つためにどちらのシステムが良いかを考えながら決めていますが、選手たちは動じずにやってくれています。試合毎にシステムが変わると混乱しがちです。ただ、うちはベースがあるので、どちらでも対応できています。
練習試合でも勝敗は意識しています。そういうところで結果を出すとリーグ戦にもつながりますからね。選手もすごく意識してやってくれています。怪我人や出場停止の代わりに入った選手が活躍してくれる背景には、そういう気持ちの部分があると感じています。
――チーム内の競争はかなり激しく、動きが悪ければ主力だろうと容赦なく代えていますよね?
終盤戦になればコンディションも変わってきますし、『この選手はどうしても』という選手も出てきます。ただ、トレーニングで100パーセントの力を出して、準備をしている選手を使いたい。シーズン当初からそういう部分を大切にしながらやってきました。
――1点差で勝った試合が15試合(39節終了時点)あります。そうした僅差の試合を勝ち切る勝負強さをどう植え付けたのですか?
試合運びやゲームの終わらせ方の大切さは、ミーティングでも話してきました。それを選手が意識して戦っていることが、勝負強さにつながっているのかなと思います。
――試合を見ていて、妥協がないと感じます。
いや、いっぱいありますよ。だからこそ、失点したり、追いつかれたりしている。でも、それをみんなで反省し、修正してきました。そのなかで、したたかな部分も身に付いてきたとは思います。ただ、この前の栃木戦(37節)では隙を見せて2失点してしまった。試合は勝ったから良かったけど、ああやって失点すると、これから先の厳しい試合では必ずやられる。選手も失点するとかなり悔しがっているので、そこも成長かなと思いますが……。
――選手たちにというより、井原監督に妥協がないと言ったほうが正しいのかもしれません。
どうですかね。もちろん、自分はもともとディフェンスの人間なので、そういうところの大切さは知っています。あと数メートルを頑張らなかったり、身体を張れなかったりとか、細かな隙が重なると失点してしまう。そういう部分をみんなが意識してやっているので、良い結果が出ているんだと思います。
――リーグ戦では31節から9戦無敗(※現在はチーム記録タイの11戦無敗)と好調で、黒星となると、20節から2試合しかありません。これは素晴らしい成績です。
一人ひとりが役割を理解しながらプレーしていることが、後半戦の好調につながっていると思います。でも、ずっと上位を追いかけている立場ですし、あくまでも目標は自動昇格。そのラインに到達していませんから、まだまだです。
――終盤戦では得点力が際立っています。37節から3試合続けて3点以上を挙げました。
うちのやり方がハマったところもあるし、ラッキーな部分もあったと思います。ただ、自動昇格を目指す勢いが、上手く得点につながっているという見方もできますね。
――この3試合でも3バックと4バックを併用し、かなり柔軟に対応をしていました。チームに地力がついているのでは?
そうですね。勝つためにどちらのシステムが良いかを考えながら決めていますが、選手たちは動じずにやってくれています。試合毎にシステムが変わると混乱しがちです。ただ、うちはベースがあるので、どちらでも対応できています。