仙台――2トップ+奥埜で相手をかく乱せよ。
J1リーグ2ndステージ・17節
川崎フロンターレ – ベガルタ仙台
11月22日(日)/13:30/等々力陸上競技場
ベガルタ仙台
2ndステージ成績(16節終了時):15位 勝点12 3勝3分10敗 17得点・27失点
年間成績(33試合終了時):14位 勝点35 9勝8分16敗 44得点・47失点
【最新チーム事情】
●石川直が12日の練習で右膝の関節内側側副靱帯を損傷。出場は難しい状況に。
●天皇杯4回戦の松本戦は攻撃が機能し快勝。先発メンバーは動かさないか。
【担当記者の視点】
今季のリーグ最終節の相手は、第1ステージで敗れた(2-3)川崎。一度は同点に追い付いたが、相手の変幻自在なパスワークに翻弄された試合だった。
それでも渡邉監督は強気だ。「今季やり続けた組織的守備とボールを回しての攻撃を見せたい」と真っ向勝負を宣言。11月14日の天皇杯4回戦でも松本を相手に快勝しており、チーム状態は上向いている。
2トップとして起用されるであろう金園とR・ロペスはどちらもボールが収まるタイプで、後者は単独での仕掛けも可能。スペースに入り込むのが上手い奥埜も合わせて、盤石とは言えない川崎の守備陣を慌てさせられるはず。
苦闘の末に手にしたJ1の切符をより意味のあるものとするためにも、最終戦では勝利のみが求められる。