「世代交代」を加速させるためにもリオ五輪最終予選で若い選手たちがアピールを!
カンボジア戦でスタメン出場した選手が軒並みアピールできなかった一方で、この試合でチーム内の評価を高めたのは、日本のゴールを演出した柏木であり、ワールドカップ予選5試合連続ゴールという新記録を達成した本田だった。
結局のところ、アジアのなかの格下レベルにあるチームに対しても、本田に頼らざるを得なかったのは寂しい。
柏木にとっては自身の良いアピールになっただろう。この日、柏木のキックから生まれたオウンゴールによる先制点が、ハリルジャパン体制になって初となるセットプレーからの得点というのは驚きだった。柏木にはこれからヤット(遠藤保仁)の後継者として欠かせない存在になってもらいたいね。
チームはハリルジャパンに最も遅く合流してきた選手に助けられた格好となったけど、柏木の活躍は今回の2連戦で大きな収穫になったと言える。本来ならば、本田の代役として期待されている宇佐美など、もっと若い選手たちがチームを活性化する役割を果たすべきだし、リオ五輪代表のキャプテンとして期待されている遠藤航も、もっと積極的なプレーをして結果を残したかったはず。
何度も言い続けていることなんだけど、やっぱり日本代表の未来を考えると、もっと若い次世代の選手がどんどんアピールしないといけない。本田、長谷部といった日本代表のトップに長年君臨する選手を脅かす存在が“勢いを持って”出てこなければ、本当の意味での「競争」は生まれてこない。
日本代表にとって今年最後のゲームは、言い換えれば、今年最後の「選考の場」でもあった。ハリルホジッチ監督も公言しているように、来年からはチームのグループが小さくなる。これまでは最終予選で起こり得るであろう様々なシチュエーションを想定し、指揮官はたくさんの選手にチャンスを与えていったけれど、来年になったら果たしてどんな顔ぶれが常連となっているのか。
就任当初からハリルホジッチ監督が望んでいる「世代交代」を加速させるためにも、年明けに行なわれるリオ五輪の最終予選で、次世代の選手たちが強烈なアピールを見せてくれることを楽しみにしている。
結局のところ、アジアのなかの格下レベルにあるチームに対しても、本田に頼らざるを得なかったのは寂しい。
柏木にとっては自身の良いアピールになっただろう。この日、柏木のキックから生まれたオウンゴールによる先制点が、ハリルジャパン体制になって初となるセットプレーからの得点というのは驚きだった。柏木にはこれからヤット(遠藤保仁)の後継者として欠かせない存在になってもらいたいね。
チームはハリルジャパンに最も遅く合流してきた選手に助けられた格好となったけど、柏木の活躍は今回の2連戦で大きな収穫になったと言える。本来ならば、本田の代役として期待されている宇佐美など、もっと若い選手たちがチームを活性化する役割を果たすべきだし、リオ五輪代表のキャプテンとして期待されている遠藤航も、もっと積極的なプレーをして結果を残したかったはず。
何度も言い続けていることなんだけど、やっぱり日本代表の未来を考えると、もっと若い次世代の選手がどんどんアピールしないといけない。本田、長谷部といった日本代表のトップに長年君臨する選手を脅かす存在が“勢いを持って”出てこなければ、本当の意味での「競争」は生まれてこない。
日本代表にとって今年最後のゲームは、言い換えれば、今年最後の「選考の場」でもあった。ハリルホジッチ監督も公言しているように、来年からはチームのグループが小さくなる。これまでは最終予選で起こり得るであろう様々なシチュエーションを想定し、指揮官はたくさんの選手にチャンスを与えていったけれど、来年になったら果たしてどんな顔ぶれが常連となっているのか。
就任当初からハリルホジッチ監督が望んでいる「世代交代」を加速させるためにも、年明けに行なわれるリオ五輪の最終予選で、次世代の選手たちが強烈なアピールを見せてくれることを楽しみにしている。