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【日本代表】今回も“守り倒し”そうなシンガポール。攻略に必要なのは「攻撃の幅」(本田)と「フィニッシュの質」(宇佐美)

カテゴリ:日本代表

増山直樹(サッカーダイジェスト)

2015年11月11日

「少ないチャンスでもすべてが決まればそれでいい」(宇佐美)

シンガポール戦のポイントとして「フィニッシュの質」を挙げた宇佐美。どんな形であれ、まずは1点が欲しいところだ。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 つまり、形はどうあれゴールさえ決まればいい。逆接すれば、そういうことにもなる。
シンガポール戦に向けた宇佐美の意気込みはシンプルだ。
 
「(課題は)フィニッシュの質かなと思います。そういう場面は試合のなかで確実にたくさんあるでしょうし、そういう状況でしっかりフィニッシュの質を出せなければ意味がない」とし、自らの役割を再認識するようにこう続けた。
 
「どれだけ良い崩しができていても最後が決まらなければ意味がない、逆に少ないチャンスでもすべてが決まればそれでいいと思いますし。大切になってくるのはそういう部分かなと思いますね」
 
 中央突破でも、センタリングからでもいい。「ミドルシュートも大事になってくる」(遠藤)だろう。あるいは、相手のミスからでも構わないはずだ。まずは1点が取れれば楽になる。相手の狙いを打ち砕き、自分たちに流れを引き寄せるには、崩し方ありきで攻撃を考えるべきではないのかもしれない。
 
 早い時間帯で先制点さえ奪えれば、さほど難しいゲームにはならない。ビハインドを背負ったシンガポールが前に人数をかければ、後方にスペースが生まれて隙を突きやすい。そうなれば大量得点も期待できる。
 
 いずれにせよ、ゴールなくして「我々自身のリベンジ」(ハリルホジッチ監督)は達成されない。結局は、そこまでの道筋を臨機応変に描きながら、決めるべきシュートを外さない。そんな基本的なことをどれだけ実践できるかが、すべての鍵を握っている。
 
取材・文:増山直樹(サッカーダイジェスト編集部)
 
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