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【J1採点&寸評】G大阪×広島|好セーブ連発のGK林とFK弾のドウグラスが“救世主”に。G大阪は宇佐美がまたしても不発

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年11月07日

危なげなく逃げ切った広島は、攻守を問わず、軒並み高く評価。

4試合連続でスタメンに名を連ねた清水は、終了間際に2試合連続ゴールを奪取。終盤戦で貴重な働きを示している。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

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【広島|採点・寸評】
GK

1 林 卓人 7
15分、宇佐美の決定的シュートを左手1本で止める好セーブ。堅実なセービングを連発して攻勢の流れを作ると、81分に同点弾を決められてもおかしくない場面で目一杯身体を広げてシュートコースを限定し、勝利を確実なものとした。
 
DF
4 水本裕貴 6
天敵パトリックと激しい肉弾戦。61分、CKの際に岩下と接触して顔面を強打してプレー続行不可能に。無念の負傷交代を余儀なくされ、検査のため病院に救急搬送された。
 
5 千葉和彦 6.5
人数をかけて攻め込まれても冷静に撥ね返し、くさびに対しては食い付き過ぎず、時には下がって対応する守備の“緩急”を披露。攻撃においてもカウンターにも判断良く加勢した。
 
33 塩谷 司 6
パトリック相手に地上戦、空中戦で互角の戦い。インターセプトからの切り替えやビルドアップからの流れで果敢に攻撃にも参加したが、ボールロストも多かった。
 
MF
6 青山敏弘 6.5
前半は攻撃のスイッチ役として君臨。リードを奪ってからは激しく上下動してセカンドボールにことごとく顔を出し、拾って攻撃につなげた。
 
8 森﨑和幸 6.5
鋭い読みを活かしたボール奪取でピンチの芽を摘み、臨機応変なプレッシングと最終ラインのカバーリングも遂行。中盤でG大阪に流れを渡さなかった。
 
9 ドウグラス 7
狙い澄ましたコントロールショットで先制。個の力を誇示して、広島の強さを見せつけた。守備での献身性も見逃せない評価ポイントだ。
 
14 ミキッチ 6
ダイレクトプレーの精度はイマイチだったが、そのぶん自ら仕掛けてサイド攻撃を牽引。守備時は自軍深くまで戻り、しっかりと対面の宇佐美にプレッシャーをかけた。
 
27 清水航平 6.5
後方からのパスに手数をかけずにゴール前にクロスを供給。終盤ややスタミナ切れになりかけたが、右WBに移った直後にダメ押しの2点目を突き刺し、G大阪に戦意を喪失させた。
 
30 柴﨑晃誠 6
タメを作る動きながら、カウンターの起点になり、攻撃のアクセントに。決定機にも絡んだが、ゴールという結果だけが足りなかった。
 
FW
11 佐藤寿人 5.5
これまでの試合に比べてシュートチャンスは多かったが、7戦連続ノーゴールで記録はまたしてもお預け。チームプレーに徹した点は評価すべきとはいえ、エースが黒子役では少々寂しいか。
 
交代出場
FW
29 浅野拓磨 6
79分、ひとりでカウンターを仕掛けるも真っ向から行き過ぎて失敗。それでも、切り返しを織り交ぜたドリブルで会場を沸かし、ダメ押し点の起点となって帳尻を合わせた。
 
DF
19 佐々木翔 6.5
水本の負傷で左ストッパーとして緊急出場。しっかりマークを受け渡すなどG大阪の猛攻にも耐え、パトリックにフラストレーションを溜め込ませるなど、与えられた役割以上の仕事を見せた。
 
MF
16 山岸 智 -
クローザー的な役割が求められる時間帯での投入も、仕掛ける姿勢を忘れず。時には最終ラインに加わって攻撃を撥ね返し、逃げ切りに貢献した。
 
監督
森保 一 6.5
優勝が懸かった大一番でも、自分たちのスタイルを完遂。前回対戦で敗れたG大阪相手にリベンジを果たし、ステージ優勝をほぼ確実なものとした。
 
 
G大阪/取材・文:大木 勇(サッカーダイジェスト編集部)
広島/取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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