ゴール前の攻防も激しくなりそう
フランスは初戦の前半に左SBのリュカ・エルナンデズが負傷、弟のテオ・エルナンデズが奮闘してきたが、イングランド戦では対面のブカヨ・サカに苦戦を強いられた。モロッコの鋭いカウンターからジイェフの仕掛けをテオが止め切れるかは、試合の大きなポイントになる。対人のスピード対応を考えて、ディディエ・デシャン監督はボランチが本職のエドゥアルド・カマビンガを起用する可能性もある。
ただし、大会が進むなかで、左のソフィアンヌ・ブファルやインサイドハーフのアゼディン・ウナヒ、セリム・アマラーといった選手がどんどん自信を付けており、もはやジイェフ頼みのチームではなくなっている。アタッカー陣を中盤の底から支えるソフィアン・アムラバトのボール回収力や正確なファーストパスはフランスにとっても厄介だ。
フランスの攻撃のキーマンは言うまでもなく、左サイドを主戦場とし、ここまで5得点のキリアン・エムバペだ。モロッコの右SBは超攻撃的なアシュラフ・ハキミで、ここのマッチアップは最大の注目ポイントになる。
ただし、大会が進むなかで、左のソフィアンヌ・ブファルやインサイドハーフのアゼディン・ウナヒ、セリム・アマラーといった選手がどんどん自信を付けており、もはやジイェフ頼みのチームではなくなっている。アタッカー陣を中盤の底から支えるソフィアン・アムラバトのボール回収力や正確なファーストパスはフランスにとっても厄介だ。
フランスの攻撃のキーマンは言うまでもなく、左サイドを主戦場とし、ここまで5得点のキリアン・エムバペだ。モロッコの右SBは超攻撃的なアシュラフ・ハキミで、ここのマッチアップは最大の注目ポイントになる。
これまでモロッコは短い攻撃時間のなかでも、ハキミの攻め上がりがジイェフの仕掛けと相まって、相手ディフェンスの脅威になってきた。やはりエムバペが相手になると、これまでのようには攻め上がれないかもしれない。
しかし、見方を変えればエムバペは前に攻め残る傾向が強いだけに、どこかでリスクを負って前に出て行くことで、モロッコの得点チャンスが大きく上がるかもしれない。
フランスはオリビエ・ジルー、モロッコはエン=ネシリという大型FWを擁していることもあり、ゴール前の攻防も激しくなりそうだが、フランスは攻め切れるか、モロッコは隙を突けるかという分かりやすい構図なので、そのなかで生じるデュエルや裏の取り合いなど、いろんな要素に注目して楽しんでほしい。
文●河治良幸
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しかし、見方を変えればエムバペは前に攻め残る傾向が強いだけに、どこかでリスクを負って前に出て行くことで、モロッコの得点チャンスが大きく上がるかもしれない。
フランスはオリビエ・ジルー、モロッコはエン=ネシリという大型FWを擁していることもあり、ゴール前の攻防も激しくなりそうだが、フランスは攻め切れるか、モロッコは隙を突けるかという分かりやすい構図なので、そのなかで生じるデュエルや裏の取り合いなど、いろんな要素に注目して楽しんでほしい。
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