距離感が良くなり、細かいコンビネーションが機能。
前半のミランの攻撃は、ここ数試合と同じく人もボールも動かず、それぞれが個の打開しか考えていない最悪のパフォーマンスだった。
逆に後半は、選手間の距離感が良くなり、細かいコンビネーションでの崩しが機能。結局は1点止まりだったが、内容的には3ゴールを奪った5節ウディネーゼ戦の前半と並ぶ、今シーズン最高のパフォーマンスと言える。
守備はキエーボ攻撃陣のクオリティー不足という事情を差し引いても、ここ数試合と比べると安定感があった。最終ラインはチャレンジ&カバーがほぼ成功していたし、ドンナルッマもいくつか好セーブを見せた。
ミランにとってイタリアらしい「ウノ・ゼロ(1-0)」の勝利は今シーズン初。後半に2失点して結局は3-2で終わったウディネーゼ戦後に「私は何度かウノ・ゼロでも勝ちたい」と語っていたミハイロビッチ監督も、結果には満足しているだろう。
本田は3試合連続となる「守備固め」、「時間稼ぎ」の意味合いが強い出場に。セリエA50試合目という節目のゲームは、ノーインパクトで終わった。
日本代表のエースにとっては、我慢の時期が続いている。
文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)
逆に後半は、選手間の距離感が良くなり、細かいコンビネーションでの崩しが機能。結局は1点止まりだったが、内容的には3ゴールを奪った5節ウディネーゼ戦の前半と並ぶ、今シーズン最高のパフォーマンスと言える。
守備はキエーボ攻撃陣のクオリティー不足という事情を差し引いても、ここ数試合と比べると安定感があった。最終ラインはチャレンジ&カバーがほぼ成功していたし、ドンナルッマもいくつか好セーブを見せた。
ミランにとってイタリアらしい「ウノ・ゼロ(1-0)」の勝利は今シーズン初。後半に2失点して結局は3-2で終わったウディネーゼ戦後に「私は何度かウノ・ゼロでも勝ちたい」と語っていたミハイロビッチ監督も、結果には満足しているだろう。
本田は3試合連続となる「守備固め」、「時間稼ぎ」の意味合いが強い出場に。セリエA50試合目という節目のゲームは、ノーインパクトで終わった。
日本代表のエースにとっては、我慢の時期が続いている。
文:白鳥大知(サッカーダイジェストWEB)