クラブでのジョーカー経験が活きる
試合終盤の極めて難しい状況で登場し、短時間で大仕事をやってのけたのは、リバプールやモナコでのジョーカー経験が大きいだろう。強豪クラブでは必ずしも恒常的に先発で出られるとは限らない。控えに回った場合には、わずかな時間で目に見える結果を残さなければいけない。
その立ち位置を「出番がない」「序列が低い」と酷評されることも多いが、南野は南野なりに集中力をマックスに高め、チームを勝たせる術を身に着ける最大限の努力を払ってきたのだ。
加えて言うと、ゴール前で鋭く飛び出し、角度のない位置から左足シュートを打ち切るという高難度のプレーも南野ならでは。「研ぎ澄まされた得点感覚」を、彼は日本の勝敗を左右する重要局面で遺憾なく発揮したのである。
「どういう準備をしている選手がビッグマッチで試合を決めるかっていうのは、自分の中で分かってるつもり。シーズンを通しての流れとか数字とかじゃなくて、サッカーってもっと感覚的なところがあると思うんですよね。だから自分の今までのパフォーマンスとか、チームの状態とか全く考えてなかった」と、彼は無心で自分らしさを体現したという。
この1点がチームに大きな活力を与え、浅野の2点目につながり、日本は歴史的大金星を挙げた。南野自身は森保ジャパン発足時からの主軸、かつエースナンバーを背負う人間でありながら、先発落ちの悔しさ、チームの勝利に貢献できた喜びが複雑に入り混じるなか、冷静に先を見据えていた。
「今日はもしかしたら、自分のサッカー人生で思い出に残る代表の試合やったんかな」という本人の言葉からは、10番の重荷をほんの少し下ろせたという安堵感も垣間見えた。
その立ち位置を「出番がない」「序列が低い」と酷評されることも多いが、南野は南野なりに集中力をマックスに高め、チームを勝たせる術を身に着ける最大限の努力を払ってきたのだ。
加えて言うと、ゴール前で鋭く飛び出し、角度のない位置から左足シュートを打ち切るという高難度のプレーも南野ならでは。「研ぎ澄まされた得点感覚」を、彼は日本の勝敗を左右する重要局面で遺憾なく発揮したのである。
「どういう準備をしている選手がビッグマッチで試合を決めるかっていうのは、自分の中で分かってるつもり。シーズンを通しての流れとか数字とかじゃなくて、サッカーってもっと感覚的なところがあると思うんですよね。だから自分の今までのパフォーマンスとか、チームの状態とか全く考えてなかった」と、彼は無心で自分らしさを体現したという。
この1点がチームに大きな活力を与え、浅野の2点目につながり、日本は歴史的大金星を挙げた。南野自身は森保ジャパン発足時からの主軸、かつエースナンバーを背負う人間でありながら、先発落ちの悔しさ、チームの勝利に貢献できた喜びが複雑に入り混じるなか、冷静に先を見据えていた。
「今日はもしかしたら、自分のサッカー人生で思い出に残る代表の試合やったんかな」という本人の言葉からは、10番の重荷をほんの少し下ろせたという安堵感も垣間見えた。
これでようやく明るい兆しが見えてきた南野。堂安、浅野にしてもそうだが、ベンチパワーのあるチームでなければ、史上初のベスト8の壁は越えられない。彼らはグループ突破の可能性がある27日の次戦・コスタリカ戦ではスタメン抜擢も十分あり得る。
ここからさらに調子を上げていき、ドイツ戦の主力組を脅かす存在感を示してくれれば、チームの選手層は分厚くなる。
そうやって前向きな方向に進んでいけば、日本は本当に「新しい景色」を見られるかもしれない。さしあたって南野にはW杯初ゴールという壁を越えるべく、貪欲に突き進んでもらいたい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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そうやって前向きな方向に進んでいけば、日本は本当に「新しい景色」を見られるかもしれない。さしあたって南野にはW杯初ゴールという壁を越えるべく、貪欲に突き進んでもらいたい。
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