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【日本代表 26の肖像|伊藤洋輝】6月の初招集から大出世。指揮官が評価する対人守備を武器に「国のために戦う」

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2022年11月23日

タフな環境下で守備能力と戦術眼を磨く

昨年6月に渡独。早い段階でトップチームに引き上げられ、懸命のアピールの末、レギュラーに定着した。(C)Getty Images

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「(ドイツに)行く前は正直、トップチームでこんなに試合に出ると思っていなかった」と振り返る。確かに、当初はU-23チームからスタートするはずだったが、トップチームにコロナ陽性者と怪我人が出たなかで、ディフェンスの選手が駒不足になり、渡欧していきなりトップチームに呼ばれる。

 チームメイトとなる遠藤航は東京五輪にオーバーエイジとして呼ばれており、孤独ななかでアピールを続けて、そのままレギュラーに定着した。

「やっぱりドイツはフィジカルの差とか、そこに関しては強い奴が集まっている。そのなかで、組織がしっかりしているチームが強い。何が違うかって言われると色々と違いすぎて、別もんというか(笑)」

 そうした環境において、個人の守備能力と戦術眼を磨いた。
 
 6月シリーズでA代表に初招集される直前に取材する機会があった。その時点でメンバー入りを知らされていたかは不明だが、伊藤は「メンバーに入れば、代表チームというのは国のために戦う」と語っていた。

 その伊藤を招集した理由について森保一監督は、五輪代表の候補として期待をかけていた時に比べて「守備力が格段に上がった」と評価していた。9月シリーズでもそうした資質をアピールした伊藤は、本大会でもセンターバックと左サイドバックのマルチとして想定されている。

 しかし、同じ左利きの中山雄太(ハダースフィールド)が負傷で不参加となり、追加招集もFWの町野修斗(湘南)だったことで、基本的には長友佑都(FC東京)と2人で左サイドバックを担うことになる。左足のキックにも期待だが、やはり森保監督が高く評価してきた対人の守備で、ドイツをはじめとした難敵を封じていきたいところだ。

文●河治良幸

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