タフな環境下で守備能力と戦術眼を磨く
「(ドイツに)行く前は正直、トップチームでこんなに試合に出ると思っていなかった」と振り返る。確かに、当初はU-23チームからスタートするはずだったが、トップチームにコロナ陽性者と怪我人が出たなかで、ディフェンスの選手が駒不足になり、渡欧していきなりトップチームに呼ばれる。
チームメイトとなる遠藤航は東京五輪にオーバーエイジとして呼ばれており、孤独ななかでアピールを続けて、そのままレギュラーに定着した。
「やっぱりドイツはフィジカルの差とか、そこに関しては強い奴が集まっている。そのなかで、組織がしっかりしているチームが強い。何が違うかって言われると色々と違いすぎて、別もんというか(笑)」
そうした環境において、個人の守備能力と戦術眼を磨いた。
チームメイトとなる遠藤航は東京五輪にオーバーエイジとして呼ばれており、孤独ななかでアピールを続けて、そのままレギュラーに定着した。
「やっぱりドイツはフィジカルの差とか、そこに関しては強い奴が集まっている。そのなかで、組織がしっかりしているチームが強い。何が違うかって言われると色々と違いすぎて、別もんというか(笑)」
そうした環境において、個人の守備能力と戦術眼を磨いた。
6月シリーズでA代表に初招集される直前に取材する機会があった。その時点でメンバー入りを知らされていたかは不明だが、伊藤は「メンバーに入れば、代表チームというのは国のために戦う」と語っていた。
その伊藤を招集した理由について森保一監督は、五輪代表の候補として期待をかけていた時に比べて「守備力が格段に上がった」と評価していた。9月シリーズでもそうした資質をアピールした伊藤は、本大会でもセンターバックと左サイドバックのマルチとして想定されている。
しかし、同じ左利きの中山雄太(ハダースフィールド)が負傷で不参加となり、追加招集もFWの町野修斗(湘南)だったことで、基本的には長友佑都(FC東京)と2人で左サイドバックを担うことになる。左足のキックにも期待だが、やはり森保監督が高く評価してきた対人の守備で、ドイツをはじめとした難敵を封じていきたいところだ。
文●河治良幸
【W杯PHOTO】長友が赤髪にチェンジ!明日のドイツとの初戦に向けて最終調整を行った日本代表!
その伊藤を招集した理由について森保一監督は、五輪代表の候補として期待をかけていた時に比べて「守備力が格段に上がった」と評価していた。9月シリーズでもそうした資質をアピールした伊藤は、本大会でもセンターバックと左サイドバックのマルチとして想定されている。
しかし、同じ左利きの中山雄太(ハダースフィールド)が負傷で不参加となり、追加招集もFWの町野修斗(湘南)だったことで、基本的には長友佑都(FC東京)と2人で左サイドバックを担うことになる。左足のキックにも期待だが、やはり森保監督が高く評価してきた対人の守備で、ドイツをはじめとした難敵を封じていきたいところだ。
文●河治良幸
【W杯PHOTO】長友が赤髪にチェンジ!明日のドイツとの初戦に向けて最終調整を行った日本代表!