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【日本代表 26の肖像|柴崎岳】パフォーマンスの最大出力に集中。不変の観察眼でチーム全体をマネジメントする

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2022年11月23日

次に繋げていく役割、その自覚は強い

17日のカナダ戦は腕章を巻いて先発。相馬のゴールをアシストするなど、好プレーを見せた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 今でも、がむしゃらにハードワークするよりは、周りをよく見ながらベストなプレーを見出していくスタンスだが、味方を活かすという部分で、さらに成熟してきているのはピッチ内外の振る舞いからも伝わってくる。

 個人のキャリアを振り返れば「こんなにもうまく行かないものかな」という正直な感想だが、日本代表がカタールW杯で可能な限りの結果を残し、次に繋げていく役割に対する自覚には強いものを感じる。

 本番直前にUAEで行なわれたカナダ戦では、キャプテンマークを巻いて先発した。「特別なものだと思います」と語った柴崎は、それが森保一監督からの信頼の証であるという。
 
 田中碧(デュッセルドルフ)と中盤で上手くバランスを取りながら、相馬勇紀(名古屋)のゴールをアシストするなど、柴崎らしい持ち味を発揮していたが、そうしたことをポジティブにもネガティブにも受け取ることなく、本大会でベストのパフォーマンスを出すために、何をしていくべきかに集中している。

「現代ではゲームメイカーという立ち位置よりも、チーム全体としてどうマネジメントしていくか、みたいな。そのなかで1つポイントになるのがボランチというポジションの認識でやっていますけど、周りと連係しながらプレー選択の部分でチームが長い目というか、その場限りのシーンだけじゃなくて、そういうのを思い描けるような声かけはしていきたい」

 前回のロシアW杯では長谷部誠とともに、日本のベスト16進出を支えた柴崎が、今大会ではどういった働きを見せるか。ただ、そこで見えるものは、その場の頑張りだけでなく、試合に向けて日頃の取り組みからやってきたことのエビデンスである。

文●河治良幸

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