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守田英正の出場は絶望的…運命のドイツ戦、ボランチの最適解は? 遠藤航の状態も判断材料の1つに

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2022年11月21日

8月のバイエルン戦にフル出場

田中や柴崎という選択肢があるなか、板倉の抜擢もありうるのではないか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 田中以外の選択肢があるとすれば、筆頭は柴崎。4年前にベルギーとタフなゲームを演じた経験値があるのは心強い。ただ、カナダ戦を見ても分かる通り、彼は長短のパスやゲームメイクといった攻撃面では圧倒的な存在感を発揮するものの、ボール奪取力や球際・寄せの強さなどデュエルの部分ではやはり物足りなさも残る。

 ドイツ戦で頭から守備のタスクを背負わせるより、後半から攻撃に比重を置いた役割を果たしてもらうほうがベター。指揮官もそう考えているのではないか。

 となれば、もう1つのアイデアは、CBのレギュラー候補である板倉滉(ボルシアMG)の抜擢だ。これは冨安健洋(アーセナル)が完璧に間に合って初めて成立するプラン。現状では五分五分と見るしかない。

 ただ、8月のバイエルン戦にフル出場し、実際にキミッヒの一挙手一投足を目の当たりにした板倉なら堂々と対峙できるはず。

 森保監督もカナダ戦前にボランチ候補として板倉の名前を挙げており、緊急登板も視野に入れている様子だった。結局、その試合ではトライしなかったが、本番に向けての秘策として取っておいたのかもしれない。「ふたを開けてみたら板倉」ということもないとは言えないのだ。

 彼ら3人の候補者の中からどの最適解を見出すのか。それは指揮官の決断次第。遠藤の状態も判断材料の1つになりそうだ。
 
 脳震盪を起こした11月8日のヘルタ・ベルリン戦から約2週間、ゲームから遠ざかっているという部分も含め、慎重な対応が必要なのは確か。遠藤をサポートしつつ。守備強度をマックスまで引き上げたいということであれば、板倉を配置するのが最良の選択のようにも映る。

 もっとも、負傷明けの冨安を強行出場させて、後に控えるコスタリカ戦、スペイン戦で起用できなくなるような事態も困る。本当に難しい選択なのは間違いない。

 いずれにせよ、誰が出たとしても、ドイツの中盤を止められなければ、日本に勝ち目はない。特にキミッヒを大暴れさせてしまったら、勝点1を奪うことさえ厳しくなる。そこは徹底マークで応戦するしかない。

 遠藤の本当の状態はどうなのか。森保監督が誰に重責を託すのか……。全ては23日に明らかになる。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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