敵も三笘、伊東の突破力は分かっているからマークは必然的に厳しくなる。だからこそ――
さてワールドカップ初戦のドイツ戦まであと数日と迫ってきたが、日本代表は今大会の目標をベスト8に置いているものの、グループリーグを突破するのも困難な厳しい組に入った。決勝トーナメント進出には、勝点5は獲りたい。そのうえで、できるだけ得点も欲しい。得失点差や得点差の勝負になることも十分に考えられるからだ。
そこでカギを握るのが、やはり前線のアタッカーたちだ。とりわけ日本の武器となるのが左右両サイドの三笘、伊東だろう。彼らをいかにチームとして生かせるのか。敵も二人の突破力は分かっているだろうから、マークは必然的に厳しくなる。だからこそ、敵の目を引き付ける意味でも最前線で基点となれる選手が必要になるが、カナダ戦では上田が良いボールさばきを見せていた。ポストタイプの上田が中央でポイントを作れれば、スペースも生まれやすくなり、両サイドの選手をより生かしやすくなるはずだ。
そして前線では久保が先発に入ることも多いが、確かに足もとが上手いのは認めるよ。でも、ボールは持てるけど敵の脅威にはなり切れていない。もっと自らの仕掛けで打開して得点を取りきるところまでやってほしい。この大会で一皮むけてほしい選手だね。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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