• トップ
  • ニュース一覧
  • 【日本代表26人最新序列】ある意味、全員が主力。全ての試合にパワーを出し、ターンオーバーになりすぎない流れを

【日本代表26人最新序列】ある意味、全員が主力。全ての試合にパワーを出し、ターンオーバーになりすぎない流れを

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2022年11月01日

コスタリカ戦は山根、板倉、谷口、中山のセットで

CBで主力候補の冨安。ドイツ戦では途中から右SBでの起用もひとつの案だ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 左右のサイドバックは相手のドリブルの突破力とスピードのあるセルジュ・ニャブリ、パワーとテクニックのカイ・ハフェルツを想定して、右の酒井宏樹、左の長友佑都は守備のデュエルで信頼できる。今回は5枚交代ということで、ひとつ考えられるのが後半途中から伊藤洋輝をセンターバックに投入し、冨安を酒井に代えて右サイドバックに回すというプランだ。

 ドイツもやはり後半途中からルーカス・ヌメチャのようなスピードがあり、縦に迫力のあるアタッカーが必ず出てくるので、その強度に耐えうる伊藤の投入に加えて、大会を通して酒井を使っていくために、ドイツ戦で90分やってしまうと回復が間に合わないという想定もある。

 ここまで名前を挙げていない選手はドイツ戦で起用されない可能性が高いと見ている。言い換えれば、コスタリカ戦のファーストセットになりうる選手たちだ。右サイドバックの山根視来、センターバックの谷口彰悟、先にも触れた板倉、左サイドバックの中山雄太はサブというより、大会前からコスタリカ戦で勝点3を取りに行くことを目ざして準備していくのが戦術的にも、チームマネジメント的にも有効と考えられる。

 その理由はコスタリカ戦がドイツ戦、スペイン戦と全く異なる状況になることだ。コスタリカはハイレベルな堅守速攻を強みとする侮れない相手だが、おそらく日本が長くボールを持つことになる。その場合、山根、板倉、谷口、中山のセットがおそらく最強なのだ。板倉を思い切って2戦目に集中させる理由もそこにある。
 
 またドイツ戦に向けた紅白戦を行なう時に、対戦相手側としてサブの選手が組むことになるが、そこでこのセットを組ませておけば、そのままコスタリカ戦に活用できる、一挙両得である。

 基本的にGKは大会を通して代えないほうが安定するが、ディフェンスラインをガラッと代える以上、統率力と安定感を買って権田修一にするプランもあるだろう。

 中盤はドイツ戦で遠藤航、守田英正の2ボランチに鎌田大地のトップ下という組み合わせを使うが、やはり試合の強度が高くなるドイツ戦でパワーを使い切ってしまうのは危険。試合展開にもよるが、後半途中で守田は田中碧、鎌田は南野拓実に交代して、コスタリカ戦でも起用できるようにする。
 
【関連記事】
「なんで呼んでいるのか」「まず驚き」城彰二が森保JのW杯メンバー26人に意見! 疑問に感じた選出とは?
「攻撃しないんだろうね」城彰二が大迫勇也のW杯メンバー落選にモノ申す!「起点が作れない」
【セルジオ越後】大迫の落選はサプライズじゃない。原口が外れたのは、相馬との比較だったのではないか
吉田麻也が“世界初”の選手に!カタールW杯のメンバー入りを果たし、成し遂げた大偉業とは?
「日本には余裕がある」カタールW杯メンバーの古橋&旗手落選に海外記者たちも驚き! ファンからは怒り混じりの声も「ありえない」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ